【講義概要】
本講義の目的は、現代社会における複式簿記の実践的技術を修得することにある。具体的には、日商簿記2級商業簿記の簿記一巡の流れ(とりわけ帳簿組織)に焦点をあてて学習することとする。
なお本講義の目的を果たすための具体策として、項目別に説明できるようプレゼンテーションを行う予定である。
【学習到達目標】
複式簿記の標準レベルを修得すること。具体的には、日商簿記検定2級商業簿記の帳簿組織の問題を解けるレベルに達すること。
【履修上の注意】
1.しっかり復習すること
2.学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある。
【事前準備学習】
簿記論1および2の復習をすること
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『検定 簿記講義〈平成31年度版〉[2級商業簿記]』 渡部裕亘・片山覚・北村敬子編 中央経済社 2019年 |
参考書 | 『会計学の基本 第2版―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎・豊岡博著 森山書店 2013年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
中間試験、期末試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 小テスト | |
3 | 3伝票制(仕訳) | |
4 | 3伝票制(取引を分解する方法) | |
5 | 3伝票制(取引を擬制する方法) | |
6 | 5伝票制(仕訳) | |
7 | 5伝票制(仕訳集計表の作成) | |
8 | 得意先元帳への転記 | |
9 | 仕入先元帳への転記 | |
10 | 普通仕訳帳から総勘定元帳へ | |
11 | 現金出納帳(特別欄なし)の作成 | |
12 | 特殊仕訳帳から総勘定元帳への転記 | |
13 | 現金出納帳(特別欄あり)の作成 | |
14 | 特殊仕訳帳から総勘定元帳および補助元帳への転記 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |