【講義概要】
日本のスポーツ産業は「放映権」や「スポンサーシップ」「マーチャンダイジング」など莫大な経済効果を生み出すビッグビジネスへと変化を遂げた。スポーツ経営論とは「スポーツの保有する価値を最大限に高める組織的な営み」と理解することが出来る。そこで、今日のスポーツに経営学、マーケティング理論等の考え方をふまえ、プロスポーツリーグ、イベント、メーカー、メディアなど「スポーツビジネス」を取り巻く現場を題材にして望ましいマネジメントの在り方についてを学習する。
【学習到達目標】
今日に至るスポーツマネジメントの歴史について理解する。その上に立って経営理論(マネジメント理論)を理解し、現在のスポーツビジネスを分析し、より高い「財やブランド、サービスの価値」を付加するには何が必要かを理解する。
【履修上の注意】
遅刻、欠席は大きな減点となる。講義中の私語、飲食は許されない。また、帽子やサングラスをつけての出席は認められない。
【事前準備学習】
事前学習として、スポーツ経営論に関する書物を1冊必ず購読すること。毎回の講義については、その都度、重要な事柄をまとめ、ノートに記すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度や意欲、試験などによって総合的に判定する。5回以上の欠席は失格となる。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | スポーツ産業と他産業の違いとその特徴 | |
2 | マネジメントの本質 | |
3 | スポーツマネジメントとは | |
4 | ミッション・ビジョン・ドメイン | |
5 | ステークホルダーの理解と戦略の基本 | |
6 | スポーツが持つ公共性と地域密着性について | |
7 | GMの役割 必要な法務の知識 必要な財務・経理・会計・税務の知識 | |
8 | コーポレ−ト・ガバナンス | |
9 | 人事マネジメント コミュニケーション戦略 | |
10 | 危機管理について 顧客管理について | |
11 | ファンという「顧客」とサポーター組織 スポーツ・マーケティング(考え方と成功例) | |
12 | CS(顧客満足)とは 自治体との関わり方 | |
13 | 施設建設と運営 セカンドキャリヤ問題 | |
14 | メディア・トレーニング 新規参入と入会診査 | |
15 | 選手マネジメント 講義のまとめと総評 | |
16 | 定期試験期間 | |