名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限(他学部履修)日本の民俗学春A名古屋 22宮坂 清

【授業情報】

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講義概要

民俗学は、習俗、民間伝承、祭りなど、現代まで人々により受け継がれてきた営みを取り上げ、現代から過去へとさかのぼり、古きを訪ねる学問である。本講義では、とりわけ民俗学者・谷川健一の思索に寄り添い、古代日本における「神と自然と人間の交渉」がどのようなものであったかについて考えていく。
本講義は、国際文化学部ディプロマポリシーの「知識・理解」における、「日本および世界の各地域の文化・歴史・社会・政治・経済などを学び、グローバル社会における多文化理解を身に付けること」を目的とする。



【学習到達目標】

・日本の習俗や民間伝承、祭りに底流する水脈をたどる思考法を身につけ、日本文化の原初のありようを理解する。



履修上の注意

・出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は「失格」とする。
・授業開始時刻から15分経過までに学生証をリーダーにかざした場合は「遅刻」、それ以降は「欠席」とする。
・原則として毎回、CCSのミニッツペーパー機能を使用し、課題の提出をしてもらう。次の授業で解答例を紹介し、解説を行う。



【事前準備学習】

・指示された参考書に事前に目を通しておくこと。
・授業で学んだことを次の授業までに復習すること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書指定しない。
参考書『民俗学の愉楽』 谷川健一 現代書館 2008年
指定図書『民俗学の愉楽 : 神と人間と自然の交渉の学、谷川民俗学の真髄』 谷川健一文 ; 清重伸之イラストレーション 現代書館 2008.10

評価方法

平常点(40%)、期末試験(60%)により評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2民俗学の基礎(1):柳田國男と民俗学
3民俗学の基礎(2):民俗学の見方
4古代人の世界観(1):古代における「時間」
5古代人の世界観(2):世界のはじまり
6古代人の世界観(3):現世と他界
7古代人の世界観(4):他界からの来訪神
8民俗学を観る(1):ドキュメンタリー鑑賞
9古代人の世界観(5):循環する世界
10古代人の世界観(6):生まれがえり
11日本の神(1):アニミズム
12日本の神(2):かしこきもの
13日本の神(3):白鳥信仰
14日本の神(4):タマ
15日本の神(5):タマシイ
16定期試験期間