名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
集中 教育実習B集春名古屋 44矢澤・柳・國原・犬塚・ 岡田・伊藤・谷口・早坂他EQ4403

【授業情報】

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講義概要

 教育実習Bは、中学校免許状を取得しようとする人あるいは中学校免許状と高等学校免許状をあわせて取得しようとする人が選択する科目である。高等学校免許状のみの取得を希望する人は教育実習Aを選択すること。
 教育実習は、これまで大学で学んできた教養的知識、専門的知識、教職の知識と技能の成果を踏まえ、実習校での教育活動に参加することによって、とりわけ教壇に立って授業を行う本実習によって実証研究することが目的である。将来教員として生きようとする学生にとって、教育実習は、教師の仕事の難しさや責任の重大さを確認したり、教育のすばらしさを実感したり、自分の知識や力量不足を痛感するなどの経験を通して新たな研究への関心と意欲を生む貴重な機会である。
 教育実習の過程は、観察、参加、本実習に分けられる。観察においては、ただ漫然と眺めていているのではなく観点を定めて観察することが大切である。参加は、指導教諭の教育的意図を想像力を働かせて理解するよう努める必要がある。実際に授業を担当する本実習においては、「生徒は成長途上のかけがえのない存在である」という事実を忘れてはならない。教材研究を徹底して行うとともに自己の持つ力量のすべてを出しきって真剣に取り組まなくてはならない。
 なお、中学校免許状取得のための教育実習の単位数は、事前・事後指導の1単位を含めて5単位であり実習期間は3週間ないし4週間である。
 また、多くの県では、教育実習を受け入れるに当たって、原則として実習を行う年度の教員採用試験を受験することを前提条件としている。教育実習に真剣に取り組むという心がまえができていれば、すでに教員になることを心に決めており、その実現のために教員採用試験に向けて着々と準備をしているはずだ、との考えがあるからである。教員採用試験を受験しないことは教育実習校に失礼にあたることを銘記してほしい。



【学習到達目標】

 この教育実習の経験を通して、教員の使命とは何か、生徒の個性を理解するとはどのようなことか、生徒の成長・発達を支援するとはどのようなことか、また自分の教師としての適性の有無はどうかということなどについて主体的に理解することを目標とする。



履修上の注意

 教育実習事前、直前指導において詳しく説明する。



【事前準備学習】

・教育実習において自分が担当する単元について事前に十分に勉強をしておくこと
・学習指導要領の「総則」、「担当教科」、「総合的な学習の時間」、「特別活動」及び「道徳」の箇所を事前に
 読んでおくこと
・これらの学習指導要領解説について上記の箇所を事前に読んでおくこと



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『名古屋学院大学教職課程ハンドブック』 名古屋学院大学教職センター 一粒社
『名古屋学院大学教育実習の手引き』 名古屋学院大学教職センター 一粒書房
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

教育実習校の評価を踏まえて教職センター委員会の議を経て決定する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1第1・2回:観察(学校の教育目標、教職員の組織と職務等々)
2第3・4回:観察(生徒数と学級編成、諸規則等々)
3第5・6回:観察(学級目標、学級経営、生徒の活動の様子等々)
4第7・8回:観察(教師の授業の様子、指導計画の立て方等々)
5第9・10回:観察(クラブ活動・部活動等々)
6第11・12回:観察・参加(学級経営への参加等々)
7第13・14回:観察・参加(授業への参加等々、1回目・2回目)
8第15・16回:観察・参加(授業への参加等々、3回目・4回目)
9第17・18回:観察・参加(生徒指導への参加等々)
10第19・20回:観察・参加(部活動、生徒会活動への参加等々)
11第21・22回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立ち授業をする、1回目・2回目)
12第23・24回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立ち授業をする、3回目・4回目)
13第25・26回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立ち授業をする、5回目・6回目)
14第27・28回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立ち授業をする、7回目・8回目)
15第29・30回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立ち授業をする、9回目・10回目)
16まとめ