名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限専門演習(3年)通年名古屋 63蒲生 智哉CS3302
5限専門演習(3年)通年名古屋 63蒲生 智哉CS3302

【授業情報】

表示する



主題

 本演習(ゼミ)は、サービス・マネジメントを中心に理論を学び、その観点から社会や企業活動を分析することを目的とする。サービス・マネジメント論は、例えば、リレーションシップ・マーケティング、サービス品質、経験価値、価値共創、インターナル・マーケティング、顧客志向型組織など、多岐にわたるテーマを扱う。そのため、本演習内容を十分に理解し修得するためには、経営学・商学の基礎知識の学修ならびに社会に対する視野の拡大にも努めていただきたい。基本的には、ケーススタディやインタビュー調査・参与観察等の質的研究のアプローチをとる。



指導方針概要

 本演習は、ゼミ生のグループワークを基本とする。サービス・マネジメントの理論や考え方の学修には、指定テキストを用いてテーマごとに各グループが報告し、その内容に関して全体で討論する。担当教員(蒲生)は、ファシリテータとして議論の内容を充実させる役割を担う。このような方針を採る目論見は、知識の修得は勿論のこと、ゼミ生の協働能力の開発も兼ねている。限られた時間のなかでメンバー間でタスクを調整することの難しさを身を以て知り、いかにして効率的かつ効果的に協働を進めたら良いのか、試行錯誤をつうじて学んでいただきたい。その過程と結果において、協働と仲間の存在の重要性を理解できると考えている。
 また、県外の他大学との合同ゼミナールを予定しており、統一テーマについて各グループで研究し、報告するものである。このような機会は自己成長と大学生活に良い刺激となるのでしっかりと取り組んでいただきたい。
 さらに、学修した理論と社会調査によって得られた実務的知見を用いて、理論と実践の思考の統合を狙い、学外のビジネスプランコンテストに参加する。
 本ゼミでは次年度迎える後輩との“タテの繋がり”をつくることで社会的関係性の重要性も理解してもらいたいので、先輩として3年生の演習に参加し後輩のアドバイザーを務めていただく(毎週ではない)。ゼミ旅行や懇親会はゼミ生の企画によって行なう。
 以上のように、本演習は、サービス・マネジメントの学問、社会人基礎力の開発、自律・自発性の向上を目指すものである。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『サービス・ロジックによる現代マーケティング理論』 C・グルンルース[著]、蒲生智哉[訳] 白桃書房 2015年
その他、参考資料やテキストについては適宜紹介する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

 本演習は、グループワークを主体に行なうものであるから、メンバーならびに担当教員に無断で欠席することはゆるされない。当然ながら、グループでの報告準備は演習時間外にメンバー間で調整して行なうこと。
 また、選考面接を希望する学生は事前にエントリーシートを研究室に取りに来て、面接日に記入して持参すること。エントリーシートを取りに来た際に面接日を調整予定。