名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限(他学部履修)世界遺産と保全春A名古屋 23長田・ 木村

【授業情報】

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講義概要

世界遺産論では、学生が世界や日本の有形文化財と無形文化財とは何かを理解し、何故、これらの遺産を保存保護することが大切なのかを学びます。このコースでは、ユネスコの世界遺産(文化遺産と自然遺産)の定義や意義についても学び、代表的な100の世界遺産について、その歴史や特徴などを学びます。 現在登録されている20の日本の世界遺産については、特に詳しく学び、その他にも、現時点での、将来の世界遺産候補のリストや、日本と諸外国の無形文化遺産、いわゆる、Intangible Cultural Heritage に関しても、最低限の知識を身つけるようにデザインされています。参加者同士の意見交換や発表を通して、世界遺産保護・保存の意義を考えていきます。コース終了後には、世界遺産検定3級に合格できるだけの知識を具体的に身につけるために、世界遺産検定模擬試験、クイズと解答、DVD観賞など、いろいろな講義方法を採用します。

終了後には、各自が、世界遺産検定の3級に挑戦し、合格することをも目的とした授業です。3級保持の学生には、2級試験準備のアドバイスを行います。観光やホテル業界、その他のサービス業界に就職したい学生には必須の科目となるでしょう。その他の学生には、国際的な一般教養として役立ちます。

オープン科目ですから、他の学部の学生も大歓迎です。

日本および、世界各地の世界遺産、歴史、文化、社会、経済、政治などをユネスコ世界遺産を通して幅広く学び、グローバル社会における多文化理解を見につけるように学ぶ。 また、そのような知識を生かし、多文化社会の中で、他地域や他者との理解、対話の必要性を学び、グローバルカルチャーの基礎を見につける。



【学習到達目標】

無形遺産や有形遺産の保存の重要性に関して正しく理解し、説明できるようになる。
文化面における国際協力の多様性や、重要性を正しく理解する。
国連ユネスコやユネスコの文化分野における活動を把握する。
日本と世界の基本的な100の遺産に関して十分な知識を身につける。
文化分野における、国際支援や国際協力のあり方に関して、自分の意見を学術的に表現できるようになる。
世界遺産検定3級に合格できるだけの知識を身につける。



履修上の注意

毎回の授業に関する詳細な内容は、二人の教員からアナウンスされるので、よく確認してください。授業の内容はCCSに掲載されるので、出来るだけペーパーレスで、CCSを活用して、予習復習をする姿勢が求められる。受講者は積極的に世界遺産検定を受検し、3級、または2級をめざして合格するための努力をすることが求められる。 国際文化協力、国際文化に関して関心を持ち、国際ニュースなどを見るように心がけてください。



【事前準備学習】


授業には積極的に参加し、毎回、あらかじめの準備をしたうえでこの授業に臨めるよう事前学習・事後学習に努めてください。そのためには授業時間以外に、時間と場を設けて自己学習を推進する必要があります。

つねに国際文化理解・国際文化交流のあり方や現実に関心を持ち、社会情報の収集に努めること。特に文化遺産や自然遺産に関するテレビやDVDなどを積極的に観賞し、人類の遺産の興味を持つように努力してください。日本の世界遺産訪問もお勧めです。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『初めて学ぶ 世界遺産100 3級』 世界遺産アカデミー 世界遺産検定事務局 2015
『世界遺産検定 公式過去問題集3級』 世界遺産アカデミー 世界遺産検定事務局 2014
同上のセットの世界遺産検定2級向きの書籍は補足として役立ちます。2級を受ける人は必須です。 この授業は必ず教科書を買ってください。また、出来るだけ、世界遺産検定の3級または、2級に挑戦してください。名古屋学院大学グループ受験でディスカウントで受験できます。
参考書『世界遺産検定 過去問題集 1-2級』 世界遺産アカデミー 世界遺産検定事務局 2015
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業ごとにパワーポイントをCCSの教材ボックスに用意します、前もってダウンロードして目を通してください。 この授業は相対的には、ペーパーレスです。 授業の連絡事項から、教材の提供、すべてCCSを使いますから、CCSを使いこなしてください。 上記の2冊の教科書は必須です、必ず購入するようにしてください。 受講者は世界遺産検定3級、または、2級に挑戦するようにしてください。 受験料はNGUの学校指定特別料金(割引料金)でまかなえます。コース終了後は、3級に合格できるだけの知識をみにつけるようにデザインされています。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション:授業の目的と文化遺産に関する考察
2国連ユネスコと世界遺産概念と登録基準 (文化における国際協力とは)
3日本の世界遺産 文化遺産
4日本の世界遺産 自然遺産
5日本の無形文化遺産+DVDで見る日本の遺産
6世界遺産検定3級 模擬クイズ
7人類の誕生と古代文明
8アジア世界形成と宗教
9古代文明とアジアの遺産の模擬クイズ
10ヨーロッパ中世とルネッサンス
11アメリカ、アフリカ大陸、東アジアの変動、オセアニアの遺跡
12模擬テスト、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、オセアニア
13近代国家成立後の遺産、テーマで見る世界遺産
14世界の自然遺産 基礎
15世界の自然遺産 発展
16定期試験