名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限国際社会問題春A名古屋 21中原 聖乃AX1327

【授業情報】

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講義概要

2011年東日本大震災による原発事故は解決の兆しが見えないどころか、被害は風化しつつある。この授業では、マーシャル諸島の事例を用いながら、世界の現状と問題を考えていきます。原子力発電は平和利用であり、原爆は軍事利用であるが、両者の技術は同じであり、放射能被害という同様の被害を生み出している。この授業では「核」と人々の「くらし」のかかわりを考えることで、国際社会のあり方を考えていく。



【学習到達目標】

ニュースを見たときに、国際社会という広い視点で考えられるようになる。新聞を理解できるようになる。



履修上の注意

レジュメは用意しないので、きちんとノートを取ること。



【事前準備学習】

予習はその都度指示する。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『放射能難民から生活圏再生へ』 中原聖乃 法律文化社 2012
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業参加度10%、テスト90%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクション
2核兵器開発と人体実験
3核兵器開発の国際関係―イギリス・カナダ・米国の協力を中心に
4核実験被害―世界の核実験被害
5オリエンタリズム―マーシャル諸島と西洋諸国との出会い
6核実験被害―マーシャル諸島ビキニ核実験
7ポストコロニアルー補償金依存
8再定住計画-放射能汚染・除染・行政
9価値観の対立除染と賠償
10国際移民ネットワークと社会構築
11国連と人権―福島とマーシャル諸島の比較
12NGOの役割―核兵器禁止条約とマーシャル諸島
13国連と人権―福島とマーシャル諸島の比較
14総合討論
15まとめ
16期末試験