名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限聖書と人間春A名古屋 21日沖 直子AX1312

【授業情報】

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講義概要

 聖書は知恵の宝庫であるとともに人類文化にとって豊かなイメージの源泉であり、聖書の名画には神のことばとそれを聴く人間との対話が生き生きと表出している。この講義では『知識ゼロからのキリスト教絵画入門』(池上英洋著)を教科書に用い、そこで解説されている作品を中心にヘブライ語聖書の天地創造から新約聖書イエスの誕生までのエピソードを主題とした、中世から19世紀にかけての西洋・キリスト教の名画をとりあげ、聖書と人間の関わりについて歴史的に考察する。
 さらにこの授業では、ユダヤ教、キリスト教、イスラームの聖典としてのヘブライ語聖書の重要性に目を向け、「アブラハムの宗教」「セム語系一神教」をその聖典の観点から比較して学ぶ。
 
 



【学習到達目標】

キリスト教の名画を聖書とともに学び、絵のテーマを判別できるようになる。
聖書と図像の知識を使って絵を「読みとく」ことができるようになる。
「セム語系一神教」についての基礎的理解を聖書を通して学ぶ。



履修上の注意

講義で説明する芸術作品、そのテーマと背景について、しっかりとノートをとること。
レポート作成にあたっては、講義中に説明する注意事項を守ること。



【事前準備学習】

前回のノートを復習し、特に美術作品のテーマについて、授業中に紹介した作品を判別できるよう学習しておくこと。ノートをとれなかった部分は補完しておくこと。授業で使用したパワーポイントはCCSの教材ボックスからダウンロードできます。
授業中にテストを実施することがある。事前に準備をしておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
『知識ゼロからのキリスト教絵画入門』 池上英洋 幻冬舎 2012
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業中に行う中間テスト35%、まとめのテスト45%、レポート15%、授業態度5%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1はじめに―聖書ってなに?
2天地と人間の創造
3アダムとイブの物語
4ノアの物語
5バベルの塔
6アブラハムとその子孫たち
7モーセの物語
8ダビデの物語
9ここまでのまとめとテスト
10契約の箱のゆくえ
11ダビデの系譜
12旧約聖書の女性たち
13受胎告知
14イエスの誕生
15全体のまとめのテスト
16定期試験期間(レポート提出期限)