【講義概要】
建学の精神として本学の教育を基礎づけるキリスト教の精神を学ぶ。すなわち、聖書の示す人間観、世界観を学び、「人間とは何か」そして「人間がこの世界にあっていかに真実の生を生きうるのか」という問題について考察する。とりわけ、それをもっとも明確な形で示したイエス・キリストの言葉と行為に触れ、限界をもった人間が、人として常に新しく生かされる可能性を与えられていることを知り、それが希望と力に満ちた生を生み出すことを理解する。
【学習到達目標】
キリスト教の精神を単なる知識として理解するのではなく、聖書の言葉を学ぶ中で、自らが「生きる」ことについて考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
期末テストは毎回配布される資料の持ち込みが許されるため、紛失しないようによく管理すること。
【事前準備学習】
講義中特に強調するところに目を通しておくこと。
そして配布される感想用紙に講義内容などについて感想を書くこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会 毎回の講義に聖書を持参すること |
参考書 | 『武士道』 新渡戸稲造 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | 聖書の歴史① | |
3 | 聖書の歴史② | |
4 | 原罪 | |
5 | 悔い改め | |
6 | 選民意識 | |
7 | 告白 | |
8 | 洗礼 | |
9 | イエスの十字架 | |
10 | キリスタンにおける死の覚悟 | |
11 | 明治時代のキリスト教 | |
12 | 聖書を読んだ武士たち | |
13 | キリスト教の内面的価値 | |
14 | キリスト教の社会的倫理 | |
15 | 建学精神「敬神愛人」 | |
16 | 定期試験 | |