名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限開発経済学秋A名古屋 23史 念EK3317

【授業情報】

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講義概要

この講義は開発経済学の入門コースである。開発経済学は、世界人口の4分の3を占め、貧しい生活を送る人たちに焦点を当てることによって、貧困とは何か、その原因は何か、貧困状況にある人たちの生活水準を向上させるために何が必要か、開発途上国の経済成長を持続可能なものにするには国際的にどのような取り組みが必要か、国際貿易や外国直接投資は開発途上国の経済発展にどのような役割を果たしているか、先進国や国際機関の役割はどのようなものだろうか。。。といった大切な問題を扱う比較的に若い学問である。この入門コースでは、上で触れた問題点を開発経済学の視点から解説していく。



【学習到達目標】

1.開発途上国の現状を理解し、われわれが生活している世界は均質なものではないことに対する理解を深めて欲しい。
2.開発の意義及び開発経済理論に対して一定の理解を得ること。



履修上の注意

経済学の基礎がなくても理解できるように講義を進めていくつもりですが、指定した参考図書や資料などを必ず読むこと。



【事前準備学習】

指示された指定図書の章節を受講前に読むこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書プリントとPPTを中心に講義を進めていく。
参考書『開発経済学入門 第3版』 渡辺利夫 東洋経済新報社 2010
講義中随時に指定する。
指定図書『開発経済学入門 第3版』 渡辺利夫著 東洋経済新報社 2010.2
『開発経済学入門 第2版』 渡辺利夫著 東洋経済新報社 2004.4
『東アジアの開発経済学』 大野健一, 桜井宏二郎著 有斐閣 1997.12

評価方法

平常点(50%)+レポート(50%)という形で評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1開発経済学とは?
2開発途上国とはどんな国々か?
3貧困の原因はなんですか?
4マルサスの罠
5緑の革命
6開発途上国の工業化政策(1)
7開発途上国の工業化政策(2)
8貿易と直接投資の役割(1)
9貿易と直接投資の役割(2)
10アジア金融危機(1)
11アジア金融危機(2)
12ODAについて
13WTOについて
14世界銀行及びIMFの役割
15レポート作成指導
16定期試験期間