【指導方針概要】
本演習では、ミクロ経済学の中でも比較的新しい分野・トピックである、「ゲーム理論の応用分析」や「行動経済学」などについて学び、それらに関連したテーマでの卒業論文作成を目指します。ただし、これはあくまで目標であり、卒業論文テーマの最終的な設定は、個々の受講者の興味・関心に任せたいと考えています。
各年次の内容について、具体的には以下のように計画しています:
3年次
春学期:ゲーム理論や行動経済学などに関するテキストの輪読(簡単な実験を準備・実施してもらう場合があります)
秋学期:テキストの輪読と並行して研究報告書(卒業論文の基礎)の作成と報告
4年次
卒業論文の作成、およびその内容や進捗状況の報告
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『ゲーム理論 (図解雑学)』 渡辺 隆裕 ナツメ社 2004 『図解で学ぶゲーム理論入門』 天谷 研一 日本能率協会マネジメントセンター 2011 『ポケット図解 行動経済学の基本がわかる本』 ハワード・S. ダンフォード 秀和システム 2013 『プレステップ経済学―経済実験で学ぶ』 二本杉 剛 他 弘文堂 2013 あくまで一案です。演習生の予備知識の程度に応じて変更します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
ミクロ経済学に対する興味・関心があり、責任感・積極性・協調性をもった学生を希望します。
遅刻や無断欠席、各種準備の怠慢、参加意欲の欠如などは演習の運営に大きな支障をきたしますので、
これらの行為・態度を繰り返す演習生に対しては、失格・不合格を含め、厳しく対処します。