【指導方針概要】
近現代の代表的な政治理論・思想をとくに規範的原理という観点から考察する。すなわち、自由・平等・平和・公正・民主主義といった主要な政治社会的原理の変遷をたどりつつ、その現代的意味を分析しながら、よりよき政治社会あるいは人間と自然の関係について、学生諸君とともに考えてみようとするものである。最初はこういう視点から書かれた啓蒙的な書物を読むことから始める。
欠席や遅刻の多い者には、単位を認定しないことがあるので注意すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『自由主義の再検討』 藤原保信 岩波新書 1993 『二十世紀の政治理論』 藤原保信 岩波書店 1991 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
演習の内容に興味があり・学習意欲を持った学生を希望する。自発的勉強をかなり要求するので、あらかじめ覚悟しておくこと。
選考は、簡単な面接をして、意欲の程度によって決めたいと思っている。成績も参考にする。特に所属コースを問わない。