名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限専門基礎演習通年名古屋 42上山 仁恵EK2101
2限専門基礎演習通年名古屋 42上山 仁恵EK2101

【授業情報】

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主題

【卒業研究に向けた導入教育】
学士(社会人)として相応しい経済時事の理解、及び文章力・プレゼン力等の表現力の習得を目指す。



指導方針概要

2年次専門基礎演習の目標は、大きく分けて次の3つです。

①経済人として最低限習得しておきたい経済基礎知識の確認。
②卒業論文やレポート(報告書)等を念頭においた文章力を身に付ける。
③プレゼン(表現)力を身に付ける。

①経済基礎知識(一般常識)の確認
みなさんは経済学に関する様々な講義を受講していますが、実は講義のベースとなる基礎的なことや、現実の経済がどう動ているか、あまり理解しないまま受講していませんか?
(例えば、そもそも金利とは何か?ということや、現在日本はインフレかデフレか?など)

ゼミでは経済の講義を習得する上で必要とされる基礎概念の解説やシミュレーション等を通して理解を深め、
講義内容の理解のアシストをします。

また、原則毎回ゼミの始め、日経平均株価と為替レートを確認し、1週間のニュースとともに現実の経済の動きをフォローしたり、時事でよく使われるカタカナ用語や時事用語(例えば「クラウドファンディング」や「M&A」など)を確認していきます。

②文章力の習得
社会に出て責任を持つ立場になれる人や企画等の仕事に就くためには、
必ずプレゼン資料や報告書などの作成が伴い、文章力が問われます。
ゼミでは比較的短い文章を何度か書いて貰い、文章力の評価(添削)を行います。
知識の理解や暗記モノとは異なり、文章力は短期間で習得できるものではありません。
特に文章を書くのが苦手な人は、「文章を書く→添削して貰う」を繰り返し行うようにしましょう。

③プレゼンテーション力の習得
みなさんのプレゼンを見ていると、準備したものを読んでいるだけであり、聴衆がいることを忘れている人が多いです。
プレゼンの基本は、報告者(話し手)の伝えたいことを、どうすれば聴衆(聞き手)に興味を持って貰えるのか、あるいは理解や納得して貰えるのか、を考える必要があります。
文章力の習得と同様、「プレゼン→評価」を繰り返し、「好印象」を受けるプレゼン力の習得を目指します。

なお、②の文章力も③のプレゼン力も、重要なのは「論理的思考(ロジック)」です。すなわち、ロジカルシンキングに基づいて文章構成やプレゼン構成が考えられているかが問われることになり、これが就活において企業側が1番見たいものと言えるでしょう。

上山ゼミでは、以上のような知識を、点数化(評価)を明示することで、個々の学生の強みや弱点を明らかにしていきます。
また、プレゼンやグループワークなどはゼミ生メンバーがお互い評価・指摘し合うことで習得することを方針としています。
従って、ただ講義を受けるだけ(話を聞いているだけ)を望む学生は当ゼミには合いません。
ゼミは講義科目のように個々の学生が個別に知識を習得するものではなく、ゼミのメンバーが相互に刺激し合い、
一緒に学んでいくという意識を持ち臨んで欲しいと思います。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキストゼミの中で適宜提示していきます。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

ゼミは、企業での週1回のミーティングへの参加という意識で臨んで欲しいと思います。
企業に入り、会議(ミーティング)を休む場合は必ず連絡するはずです(何回か休んでもいいや、とは思わないはずです)。
もちろん体調が悪いなど欠席せざる得ない時もありますが、その場合は速やかに連絡できること(連絡しなければいけないという意識を持てる人)を望みます。

なお、面接については書類選考の上、面談を必要とする学生のみに対して実施します。該当者にはCCSで連絡するので、面接期間中は必ずCCSを確認して下さい(CCSでの連絡反応も採用基準とします)。