【講義概要】
世間には間違った医学の情報があふれています。
マスコミは、視聴者や読者の注意を引き付けるために、魅力的な誇張した表現やインパクトの大きい表現を使いがちです。そのため、一般論を自分にあてはめたり、特異なケースを一般的なものと誤解している人も少なくありません。そこで、この講義は、「正しい」医学の情報を名古屋学院大学の学生と共有することを目的とします。
健康を脅かす病気の正体、病気から身を守る方法、自分でできる病気の治療法を講義し、さらに、スポーツに必要な人体の構造と機能を理論的に理解します。
【学習到達目標】
人体の構造と機能を理解する。
医学の常識と非常識を理解する。
生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)と運動について理解する。
ロコモティブシンドローム、運動器退行性疾患を理解する。
虚血性心疾患と運動について理解する。
呼吸器疾患と運動について理解する。
悪性腫瘍について理解する。
認知症について理解する。
リハビリテーションと介護を理解する。
【履修上の注意】
授業中の私語は厳禁。
5回欠席すると失格となる.
【事前準備学習】
教科書に沿って進めるので、教科書は必ず購入して授業に持参すること.
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『医学一般』 日野原重明 金芳堂 2007 必ず購入すること. |
参考書 | 『医学概論』 北村 論 中外医学社 2013 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験による評価
試験で60点以上を合格とする。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 人体の構造と機能(循環器、呼吸器) | |
2 | 人体の構造と機能(消化器) | |
3 | 人体の構造と機能(肝・胆・膵) | |
4 | 人体の構造と機能(神経、内分泌) | |
5 | 人体の構造と機能(骨、筋、関節、感覚器) | |
6 | 生活習慣病とは | |
7 | 生活習慣病(血圧と高血圧) | |
8 | 生活習慣病(肥満、メタボリック症候群、脂質異常症) | |
9 | 動脈硬化(狭心症、心筋梗塞) | |
10 | 動脈硬化(脳卒中) | |
11 | 運動器退行性疾患 | |
12 | 腎臓、膠原病、アレルギー | |
13 | 腫瘍 | |
14 | 認知症 | |
15 | リハビリテーションと介護 | |
16 | 定期試験期間 | |