名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限民事訴訟法2秋A名古屋 23小原 将照LG3306

【授業情報】

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講義概要

 本講義は、民事訴訟法が規律する判決手続について、第一審の訴訟手続中、裁判資料の提出、事案の解明、判決、訴訟の終了を中心に説明します。「民事訴訟法1」からの続きの内容であるが、必要に応じて既学習内容についても取り上げ、判決手続の全体構造を分かりやすく説明します。
なお、本講義は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目の中の民事法科目に該当し、ディプロマ・ポリシーに掲げられている専門的法的知識とリーガル・マインドを身につけることを重視しています。



【学習到達目標】

 民事裁判の第一審手続の基礎的知識を身につけることと、民事裁判の基本構造を理解することを目標とします。



履修上の注意

 本講義を履修するに際しては、「民事訴訟法1」を学んでいることが前提となるが、同科目の単位を取得していることを要件としていない。「民事訴訟法1」の単位を取得できなかった学生は、同科目で学ぶべき内容を自力で学習することが求められます。
 また、本講義ではレジュメを配布して授業を進めるが、レジュメの配布方法については注意してください。



【事前準備学習】

 各回の授業内容については、テキストの該当ページを読んでおくこと。また、それ以上の予習をすることが望ましいことは、いうまでもない。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『民事訴訟法〔第2版〕』 山本弘・長谷部由起子・松下淳一 有斐閣 2013
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

定期試験と授業参加度で評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1ガイダンス・裁判資料の提出と事案の解明①  事実の種類と弁論主義
2裁判資料の提出と事案の解明②  職権探知・釈明・主張の規律
3裁判資料の提出と事案の解明③  証明の対象と裁判上の自白
4裁判資料の提出と事案の解明④  証明・証拠の諸概念と事実認定の方法
5裁判資料の提出と事案の解明⑤  証拠調べ
6裁判資料の提出と事案の解明⑥  証明責任
7判決の前提①  訴訟要件の意義
8判決の前提②  訴訟要件の種類
9判決①  判決の意義と種類・申立時項と判決事項
10判決②  終局判決・中間判決
11判決③  判決の効力
12判決④  既判力の範囲
13判決⑤  判決のその他の効力
14当事者の意思による訴訟の終了①  訴えの取り下げと請求の放棄認諾
15当事者の意思による訴訟の終了②・まとめ  訴訟上の和解
16訴訟上の和解