【講義概要】
3年次の学習成果を踏まえ、受講者は、卒業論文の執筆に取りかかることが求められる。具体的には、3年次に作成したアウトラインに沿った執筆を行う。執筆の前提となる知識(論文の形式、文献引用の方法、論文らしい日本語表現など)を講義と演習を通じて修得する。受講生は、定期的にクラスプレゼンテーションを行うことにより、スケジュールに沿った成果の報告が求められる。
これと平行して、知識の幅を広げるために特定のリサーチ・トピックを提示し、学習する機会を設ける予定である。また英字新聞や雑誌の読解やTOEIC形式の問題演習を通じて、英語力の向上と時事的問題に対する関心を育む。
【学習到達目標】
具体的なトピックに対して、考察を深め、その結果を論理的な文章にすることが求められる。
【履修上の注意】
提示されたスケジュールに沿って、卒論の執筆を行うこと。
【事前準備学習】
文献をよく読んで授業にのぞむこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 初回授業時に指示する。 |
参考書 | 『21世紀アメリカ社会を知るための67章』 明石紀雄(監修) 明石書店 2002 |
指定図書 | 『21世紀アメリカ社会を知るための67章』 赤尾千波 [ほか] 編 明石書店 2002.9 『新時代アメリカ社会を知るための60章』 大類久恵, 落合明子, 赤尾千波編著 明石書店 2013.6 |
【評価方法】
卒業論文への取り組み60%, クラスプレゼン20%, 授業への貢献度20%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 卒論について(春学期のスケジュール作成) | |
2 | 文章作成法(1): 文章の分類、事実と意見の区別 | |
3 | 文章作成法(2): 適切な語の選び方、読み手を意識した文 | |
4 | 文章作成法(3): 文章の展開法、文体の統一 | |
5 | 文章作成法(4): 読点の打ち方、文献の引用 | |
6 | クラス・プレゼンテーション(グループA): 卒論第1章の内容について | |
7 | クラス・プレゼンテーション(グループB): 卒論第1章の内容について | |
8 | コロンブスとアメリカ | |
9 | アメリカの問題: 人種差別と奴隷制 | |
10 | 格差社会:一握りの金持ちのための社会 | |
11 | 「建国の父」達について | |
12 | 合衆国憲法について | |
13 | 初期のアメリカ女性達 | |
14 | クラス・プレゼンテーション(グループB): 卒論第2章の内容について | |
15 | クラス・プレゼンテーション(グループA): 卒論第2章の内容について | |
16 | 定期試験期間 | |
17 | 秋学期のスケジュール作成、格差のピラミッド | |
18 | アメリカの軍事介入 | |
19 | 階級なき社会であるはずのアメリカで | |
20 | 狂乱の1920年代と大恐慌 | |
21 | 第二次世界大戦と冷戦 | |
22 | 立ち上がる黒人と公民権運動 | |
23 | クラス・プレゼンテーション(グループA):卒論第3章の内容について | |
24 | クラス・プレゼンテーション(グループB): 卒論第3章の内容について | |
25 | ベトナム戦争とアメリカの敗北 | |
26 | 反戦運動、女性解放運動 | |
27 | 激動の1970年代 | |
28 | 武器輸出国としてのアメリカ | |
29 | 超大国アメリカとテロ | |
30 | 卒論最終クラス・プレゼンテーション(グループB) | |
31 | 卒論最終クラス・プレゼンテーション(グループA) | |
32 | 定期試験期間 | |