名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限グローバル・ビジネス・コミュニケーション春A名古屋 23吉野 勇夫WB3316

【授業情報】

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講義概要

経済中心のグローバル化は社会・文化・個人生活の全般に及ぶ変化を強いている。日本はこれまで貿易・観光・科学振興など多くの面でグローバル社会の中で高い位置を占めてきたが、実践的なビジネス現場で交渉相手との対等な関係を構築してきたかと言えば、いささか心許ない。ビジネス現場において言語的能力は不可欠なものであるが、異文化社会間のコミュニケーションは英語力だけで実現するものでもない。この講義では、「日本人が国際的な場面において必要な対等性に裏付けられた交渉能力を発揮できるようなコミュニケーションの方法と技能を実践的に学ぶ」ことを目標としている。



【学習到達目標】

この講義での到達目標は、「国際ビジネス交渉を効果的さらには優位に進めるために必要なコミュニケーション能力とはどういうものか、それをどのように身に付けるか、について実践的に学ぶ」ことである。ビジネス交渉における相手は、我々とは異なる価値観やビジネス感覚・習慣を持っている。まずはそれについての理解を深める。その上で、彼らと対等あるいは優位に交渉を進めるために不可欠な複眼的な視点、姿勢、進め方など、実践的なコツを学ぶ。



履修上の注意

講義を聞いて自分はどのように受け止めたか、何を学んだか、今後何をどうしようと考えたか、などについて自分の気持ちや考えを自分の言葉で表現できるように努めて欲しい。(毎回感想文を書いてもらいます⇒毎週提出)



【事前準備学習】

受講前に当日の合議テーマに着いて各種情報を収集し、目を通してから授業に臨んで欲しい。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書教科書は使わない。教員が毎回資料を準備し配布します。
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

試験 70% 平常点 30%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1グローバル・ビジネス・コミュニケーションとは何か?
2基礎編①日本人と欧米人の「仕事」に対する考え方の違い
3基礎編②日本人と欧米人の「ビジネスの仕方」の違い
4基礎編③言語コニュニケーション(自己紹介)
5基礎編④言語コミュニケーション(褒め方、苦情の言い方)
6基礎編⑤言語コミュニケーション(謝り方、誘い方、断り方)
7基礎編⑥非言語コミュニケーション(表情、アイコンタクト、時間感覚)
8基礎編まとめ
9実践編①”LEANについて学ぶ日本研修”の提案
10実践編②”日本研修”についての先方の準備状況の問い合わせ
11実践編③準備作業の遅れの原因と対策案の問い合わせ
12実践編④遅れの原因追究の不備&対策案の問題点の連絡
13実践編⑤”日本研修”取り止めによる費用補償の連絡
14実践編⑥双方の主張の違いの明確化と今後の進め方提案
15後半まとめ
16試験