【講義概要】
本講義は、2月の集中授業期間に柔道場(小体育館)で行う。
学習内容は、中学校体育領域の柔道で扱う内容とする。具体的には柔道の基本動作、対人的技能や試合、審判法などについて学習する。
【学習到達目標】
柔道の特性にふれることを通して、わが国の伝統的な運動文化の意味するところを感得するとともに、柔道の基本的技能を身につけ、中・高等学校において、柔道指導が安全に指導できることを目標とする。
【履修上の注意】
初日から柔道着を持参すること。柔道着が調達できないものは、受講を許さない。柔道着は、清潔を保つこと。尚、女子の受講者は、指輪、ネックレス、ピアス等の携行品は受講の際は身につけないこと。また、受講に際しては、Tシャツの着用のこと。男子は、自由とする。Tシャツは、原則白とする。さらに、受講の際は、必ず手足の爪を切っておくこと。
【事前準備学習】
受講前に柔道に必要な基礎体力を身につけておくこと。また、ユウチューブなどの映像資料などをみて、柔道のイメージを高めておくと、効果的に学習できる。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『中学校学習指導要領 文部科学省中学校学習指導要領 解説―保健体育編―』 文部科学省 |
参考書 | 『『新しい柔道の授業づくり』』 本村清人他 大修館書店 2003 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
実技点(60点)、技能点(20点)、その他(20点)の授業に対する学習態度、マナー、意慾、理解、技能点などで総合的に評価する。なお、遅刻や欠席は大きく減点する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 柔道とは何か、 礼儀作法 学習の進め方 | |
2 | 姿勢 進退動作、体さばき 受け身 | |
3 | 姿勢 体さばき 受け身 | |
4 | 体さばき 受け身 崩しと作り | |
5 | 固め技 受け身 固め技の基本動作 | |
6 | 固め技の約束・自由練習 | |
7 | 投げ技(手技) 体落とし 背負い投げ | |
8 | 投げ技(腰技)大腰 釣り込み腰 払い腰 | |
9 | 投げ技(足技)膝車 支え釣り込み足、大外刈り 大内刈り 小内刈り | |
10 | 投げ技 固め技の総合練習 | |
11 | 立ち技による試合の仕方と審判法 | |
12 | 寝技による試合の仕方と審判法 | |
13 | 柔道の単元の考え方(柔道の特性)と単元計画の立て方 | |
14 | 簡易な試合 | |
15 | 簡易な試合 | |
16 | 定期試験期間 | |