【講義概要】
本講義では、ホスピタリティとは何かを考え修得し、学生の皆さんが発揮できる力を培うことを目指す。
ホスピタリティとは、接客・接遇の場面のみに発揮されるものではなく、「人と人」「人とモノ」などの関わりにおいて実際に形にして表されるものである。ホスピタリティの力を理解し、グローバルな視点から豊かな倫理感と教養に基づき行動する力、多様性を尊重する考え方、よりよい人間関係を構築するために抑えておくべき対応を学ぶ。
また、観光業をはじめとするホスピタリティ産業や東海地域(愛知県・岐阜県・三重県)における取り組み実践を研究することで、ホスピタリティを発揮する方法を理解する。講義の終盤には、「東海地域がホスピタリティに溢れ選ばれるために」を課題に、地域の課題発見・解決力を目指したホスピタリティ向上を考える。
【学習到達目標】
・ホスピタリティとは何かを理解している。
・多様性を尊重することができる。
・基礎的能力を修得し相手の立場に立った対応ができる。
・公共の場やビジネスの現場でホスピタリティを発揮することができる。
・人間関係を構築する方法を理解し、ビジネスにも応用することができる。
【履修上の注意】
*秋期の「ホスピタリティ入門セミナー」を受講する学生は、この科目を履修すること。
【受講姿勢について】
・ 出席が 11 回以上確認できた受講生のみ受験資格を与える。
・ 自筆のノートを作成すること。
・ レポートなど、提出物管理を怠らないこと。
・ 他の受講生の妨げになる行為であると判断した場合は、都度、成績評価点より減点する。
【事前準備学習】
春期の第1回目から11回目は、指定教科書の該当箇所を読んでから講義に参加すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『レッツ、ホスピタリティ!』 野口幸一・戸辺美由紀 経済法令研究会 2014 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
筆記試験 60%、レポート評価 25%、授業への取り組み姿勢 15%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション 今、なぜ、ホスピタリティなのか ①ホスピタリティが注目される理由 | |
2 | 今、なぜ、ホスピタリティなのか ②ビジネスに生かす | |
3 | 今、なぜ、ホスピタリティなのか ③自らを見つめなおす | |
4 | ホスピタリティを実践する ①マナー編 | |
5 | ホスピタリティを実践する ②コミュニケーション編 | |
6 | ホスピタリティを実践する ③クレーム対応編 | |
7 | 文化とホスピタリティ ①日本文化とホスピタリティ | |
8 | 文化とホスピタリティ ①言葉とホスピタリティ | |
9 | 企業とホスピタリティ ①個人と組織 | |
10 | 企業とホスピタリティ ②社会と組織 | |
11 | 企業とホスピタリティ ③組織の人 | |
12 | ホスピタリティ実践研究 ①ホスピタリティ産業から学ぶ | |
13 | ホスピタリティ実践研究 ②東海三県の事例で学ぶ | |
14 | ホスピタリティ実践研究 ③ホスピタリティ向上を考える | |
15 | ホスピタリティを生きる | |
16 | 定期試験期間 | |