【講義概要】
ホスピタリティ産業の代表といわれるホテル業は、古くから人の移動に伴う宿泊の施設として大きく発展してきました。そこには単に宿泊や飲食の提供にとどまらず、旅人をもてなすホスピタリティ精神を受け継いできており、これこそがホテル業の最大の存在意義といえます。
本演習では、ホテル業への理解を深めるとともに、飛躍が期待されるホテル業の今後についても考察します。また、ホテルにおける人材開発・育成とサービスを提供するホスピタリティについても学びます。
当科目は,英米語学科ディプロマ・ポリシーにおける問題解決のための思考力・判断力を養成するための科目,カリキュラム・ポリシーにおける観光業や航空業などへのキャリア形成を応援するビジネス系科目として位置づけられます。
※COC地域志向型科目
【学習到達目標】
・ホテル・ビジネスの現状と課題を把握し,問題解決のための自分なりのアイデアを提案できるようになる。
・ホテル・旅館がどのようにして収入を得ているのかを学習する。
・ホテル・ビジネスにおける経営戦略を説明できるようになる。
【履修上の注意】
・旅行やホテルといったホスピタリティ産業への就職希望者を念頭に,総論にとどまらず業務知識やノウハウなども紹介し,業界の「即戦力」となる人材の養成につながるような授業をしていきたいと考えています。
・この授業では,レポートや発表など数多くのアウトプットの機会を設けています。したがって,受講生には受け身の態度ではなく能動的に行動・学習できることが求められます。特に,学外で研修等を行う際には,事前に訪問先について各自で調べておきましょう。地域フィールドワークの実施日は変更になったり,週末(土日)開催になったりする場合があります(実施日は1ヶ月以上前に連絡します)。
・この授業は,演習科目のため毎回グループワークを行います。したがって欠席回数が3回を超えると失格となりますので,注意しましょう。
【事前準備学習】
・この演習では,授業の前にテーマが与えられます。事前に予習しておきましょう。
・記入したシートへのフィードバックコメントを確認し,どうすればより適切にまとめられるのかを考えましょう。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『ホテル概論』 JTB能力開発 JTB能力開発 2011 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
毎回の授業で課すレポートと与えられたテーマに関する発表をもとに評価する。
・小レポート(10回実施:テーマは授業で指定する) 20%
・授業への取組状況(積極性;質問やコメントなど) 20%
・研究発表(グループ:テーマは授業で指定する) 20%
・研究発表(個人:テーマは授業で指定する) 40%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | グループ研究発表テーマと発表計画の決定 | |
3 | 研究発表(グループ①) | |
4 | 研究発表(グループ②) | |
5 | 研究発表(グループ③) | |
6 | 研究発表(グループ④) | |
7 | 研究発表(グループ⑤) | |
8 | 地域フィールドワーク(地域観光ビジネスにおける外国人旅客対応を学ぶ) | |
9 | 個人研究発表テーマと発表計画の決定 | |
10 | 研究発表(個人①) | |
11 | 研究発表(個人②) | |
12 | 研究発表(個人③) | |
13 | 研究発表(個人④) | |
14 | 研究発表(個人⑤) | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |