【講義概要】
国際協力実践論は学生が異文化を体験しつつ、日本の国際協力の現場を学ぶための授業である。本講義は、夏季休暇中に実施されたスタディーツアーと連動して開講されている。2017年度のスタディーツアーはタイ国をフィールドルドに選んで実施される。その成果を持ち帰った学生とともに、タイを学びなおし、その成果を報告書に取りまとめ公表するための実践的作業を展開する。また、研究成果の発表会も公開で実施し、口頭発表を実体験し、国際協力活動の、事前学習→実践学習・調査活動→事後学習・とりまとめ→報告・発表の一連のサイクルを締めくくる。
【学習到達目標】
海外経験を報告書にまとめる。
研究発表を実践する。
単なるレポートや教室での発表ではなく、公開の場での報告という質の高い表現の仕方を身に付ける。
【履修上の注意】
出席することが前提である。
主体的に報告書作りへ向けた学習を進めることが求められる。
授業中のグループワークが多くなるので、共同作業をスムーズに行うように配慮することが必要である。
報告書作りを最後までやり遂げることが必須の条件となる。
【事前準備学習】
受講期間を通して担当教員との連絡を密にし、課題に取り組むことを第一にしつつ、セメスター全体の授業計画を立てて実践すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業参加の状況と成果物の提出が評価のすべてである。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | タイにおける国際協力体験について | |
2 | タイの経験をどのように表現できるか | |
3 | フィールドワークで得た資料の検討 | |
4 | 実践研究:タイの歴史文化を再考する | |
5 | 実践研究:タイの自然環境を再考する | |
6 | フィールドノートを掘り起こす | |
7 | フィールドノートを取りまとめる | |
8 | 映像人類学と国際協力体験 | |
9 | タイでの経験をどのように総括するか:グループディスカッション | |
10 | タイでの経験をどのように総括するか:発表形式を考える | |
11 | タイ・スタディーツアー報告 | |
12 | 報告から報告書へ | |
13 | 報告書を検討する:グループワーク | |
14 | 報告を映像として捉える | |
15 | 発表資料を再整理する | |
16 | 定期試験期間 | |