【講義概要】
南北に長い日本列島では、古来、地域の特色あふれる歴史文化を育んできた。日本と日本人の歴史の母体となる国内の各地域史の特性(類似性と異質性)を理解することは、国際社会の諸国・諸地域の特性を理解する大前提の能力として極めて重要である。本講義では、「日本史」の内部に時代の特色に対応した弾力的な諸地域を設定し、奈良・京都、東海、瀬戸内、九州等の枠組みにおける地域の歴史と文化の特色を考察し、理解を深める。
【学習到達目標】
各地域の文化の特色や、その背景にある歴史的事象を理解できる。
【履修上の注意】
授業への出席に加えて、講義後のまとめレポート、プレゼンテーションやディスカッションへの意欲的な取り組みを評価します。
【事前準備学習】
各回に課せられる課題やレポートで必ず予習・復習をしてくること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点70%(課題30% 授業態度40%)、学期末試験・レポート30%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | (1)東海地方 1、愛知と熱田神宮 | |
3 | 2、岐阜と高山・白川郷 | |
4 | 3、三重と伊勢神宮 | |
5 | (2)近畿地方 1、飛鳥・斑鳩 | |
6 | 2、奈良 | |
7 | 3、京都の文化財 | |
8 | 4、京都の伝統文化 | |
9 | (3)中国・四国地方 1、瀬戸内海の島嶼文化 | |
10 | 2、石見銀山遺跡 | |
11 | 3、四国遍路 | |
12 | (4)九州・沖縄地方 1、大宰府と博多 | |
13 | 2、九州の「唐人町」 | |
14 | 3、豊後府内遺跡 | |
15 | 4、琉球王国 | |
16 | 定期試験期間 | |