名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限演習(4年)通年名古屋 44近藤 泉
4限演習(4年)通年名古屋 44近藤 泉

【授業情報】

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主題

 日本との関係から見た中国(場合によってはより広く東アジア・アジア・世界)をテーマとする。
 日中社会・文化比較、日本と中国の関係(国家間の外交関係などによりは、むしろ主にそれ以外の面、例えばビジネスや文化など様々な面における日中の関係)を扱う。
 なお、少子高齢化もあり今後中長期的に大きな経済的成長を見込みにくい日本であるが、中国をはじめ海外からの訪日外客は増加している。有力な成長産業としても期待されるインバウンド関連も特に重んじたい。



指導方針概要

 このゼミは、日本と中国の関係(国家間の外交関係よりは、むしろ主にそれ以外の面、例えばビジネスや文化など様々な面における日中の関係)や日中社会・文化比較をメインテーマとして扱う。(場合によっては対象を中国からより広く東アジア・アジア・世界にも広げる。)インバウンド関連も特に重んじたい。
 皆が卒業して社会人として活躍することを考え、中国関連ビジネスやインバウンド関連の仕事などをする上で役に立つ知識を吸収し、かつ訓練していくことにもに一定の時間を割きたい。
 簡単な講義の後や、場合によっては、参考文献を読んでもらったりした後に、グループワークでグループとしての意見をまとめたり立案してもらったりする(もちろん皆の前で発表する。)ことにも多くの時間を割いていく。(場合によっては、授業中にネットで調べてグループの意見をまとめてもらう。)意見を述べたり討論することのトレーニングを行うことも、この演習の重要な目的の一つである。
 もちろん、演習という科目の特徴として、卒業論文を書く必要があるので、卒業論文作成のための準備や発表などにもかなりの時間を割くことになる。
 卒業論文のテーマは、中国あるいは日中比較・日中関係などに関わるもの、あるいは中国をも含む東アジア・アジアや世界、更にはそれらの地域・人々との関係などに関わるものであれば何でもよい。
 



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト固定した1冊のテキストを使うということはない。資料については随時指示する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

 積極的に自分の意見を述べる事を望む。(むろん私が授業中に述べることに異を唱えてくれることをも含め、大いに歓迎。人の言うこと、何かに書いてあることをそのままうのみにしない方がいい。)様々な事に対してできるだけ疑問を抱き、それについて真摯に考えてゆこうとする態度を持ってほしい。教員や発表担当者にはできるだけ質問をしてほしい。(むろん教員や発表担当者の見方が絶対に正しいとは限らないことは言うまでもないが。)質問が出ると、場合によってはそれをもとに討論を行うこともでき、しばしば授業が盛り上がり充実したものとなる。
 中国関連の専攻の演習ではないので、中国語力は、必須ではない。中国語未習でも問題はない。何よりもまず、テーマに関心のある学生、そうしたことについて学び、考えたい、議論したい、訓練したい、という意欲のある学生に来てもらいたい。アットホームな楽しい(!)雰囲気の中で、皆が熱心に学び考え討論してゆく―――そういったゼミにしたいと考えている。