【講義概要】
ヒトあるいは動物を対象にした肉眼解剖学の領域で、各自が疑問や興味をもった局所解剖学的課題を設定する。
研究演習では動物を用いた系統解剖を行い解剖手技、観察方法、記録のしかたなどを学ぶ。
課題を探求することで研究実践の基礎を修得し、卒業研究につなげる。
【学習到達目標】
疑問や課題に遭遇したときに、それを自分自身でどのように解決するかという過程を研究を通して身につける。
・研究計画を立案できる。
・ヒトおよび動物を対象にした研究に必要な倫理を説明できる。
・興味をもった体の構造について探求する。
・解剖学の研究に必要な基本的技術(解剖手技、観察法、記録法など)を修得する。
・研究に必要な情報収集ができる。
【履修上の注意】
自ら興味や疑問をみつける積極姿勢が必要です。
わずかな違いにも敏感になるために、詳細に観察し、こまめに正確な記録をとる。
指導教員と密接な連絡をとり、適切な指導、指示を受けること。
【事前準備学習】
人体構造について基本知識(構造と機能)を十分に理解しておく。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業態度、演習課題、レポート、発表会などから総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 医学と研究 | |
3 | 文献検索の仕方 | |
4 | 論文の構成と読み方 | |
5 | 文献抄読と要約 | |
6 | 研究倫理 | |
7 | 研究演習 解剖手技 | |
8 | 研究演習 動物を用いた系統解剖 体表観察 | |
9 | 研究演習 動物を用いた系統解剖 体幹前面 | |
10 | 研究演習 動物を用いた系統解剖 体幹背面 | |
11 | 研究演習 動物を用いた系統解剖 前枝帯 | |
12 | 研究演習 動物を用いた系統解剖 前枝 | |
13 | 研究演習 動物を用いた系統解剖 後枝帯 | |
14 | 研究演習 動物を用いた系統解剖 後枝 | |
15 | 研究演習 観察のまとめ | |
16 | 発表会、総括 | |