【講義概要】
テーマ:大学生と高齢者との世代間交流を考える
超高齢社会に突入した我が国においては、例えば、社会保障において、高齢者への手厚い保障をすすめればすすめるほど、若い世代の負担は重くなるように、世代間対立が生じることが大きな課題になっている。高齢化率の上昇は、高齢者の政治的影響力を増加させるため、高齢者が他の世代を考慮しないで行動すれば、そうなる可能性はますます高まっていく。そうならないためには、世代間交流を進めて世代間の相互理解を勧めていく必要がある。現在、自治会や老人クラブといった地域を基盤にした組織では、高齢者と他の世代との交流活動がさまざまに展開されようとしているが、多くは高齢者と子供の交流であって、大学生はなかなか交流対象になっていない。そこで大学生と高齢者との世代間交流活動について、交流活動を展開する。
【学習到達目標】
企画に際して単なる思いつきではなく、事例・ニーズをしっかりと踏まえた上で立案する能力を身につける。
企画の具体化と実施へ向けた活動を通じて実践的な行動力を身につける。
活動のまとめと適切なプレゼンテーションの能力を身につける。
【履修上の注意】
第1回にチーム編成を行うので、出席しない場合は履修できません。
特別な理由がない限り、欠席は不可です。
講義での活動がどう展開するかは学生次第です。消極的な学生は途中で失格とする可能性があります。
土・日を利用して学外に行く機会が生じる可能性があります。
【事前準備学習】
講義時間外での調査・準備がいろいろと必要になるので、洗えられた課題にしっかりと取り組むこと。
世代間交流について事前にしらべておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業態度および積極性50% 事例報告および成果報告50%を目安に総合的に評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | イントロダクション:テーマ理解とチーム設定 | |
2 | 高齢者を理解する:事例調査 | |
3 | 高齢者を理解する:事例報告 | |
4 | 高齢者を理解する;実践編 | |
5 | 大学生と高齢者:事例調査 | |
6 | 大学生と高齢者:事例報告 | |
7 | 世代間交流活動の検討:事例検討 | |
8 | 世代間交流ニーズ調査:自治体編 | |
9 | 世代間交流プログラムの企画 | |
10 | 世代間交流プログラムの検討 | |
11 | 世代間交流プログラムの準備 | |
12 | 世代間交流プログラムの実施 | |
13 | 世代間交流プログラムの振り返り | |
14 | 世代間交流プログラムの成果まとめ | |
15 | 成果報告 | |
16 | 定期試験期間 | |