【講義概要】
この科目は、ある程度は社会学の知識をもっている学生を想定して、環境社会学についてのより詳細な知識を得ることを目的としている。
産業廃棄物問題をメインにして、政治文化論、行政文化論、地域社会学、都市社会学まで幅を広げて解説する。
【学習到達目標】
・環境社会学についての研究者の名前をあげることができる。
・五つ以上の環境社会学の用語を知っている。
・環境問題を社会学的観点から論じることができる。
【履修上の注意】
・テキストに沿って話しますので、必ず持参すること。
・飲み物の持ち込みは可。食べ物は不可。
・特別な事情がないかぎり、帽子をかぶって聴講することはできません。
・携帯電話は鳴らないようにして、カバンなどにしまっておくこと。鳴らした場合は、退場を命じます。
・録音、写真・動画の撮影は禁止。
・質問は大歓迎します。
【事前準備学習】
テキストを事前に読んでおくこと。読み方や意味の分からない言葉は、事前に調べておくことが望ましい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『虚飾の行政』 早川洋行 学文社 2012 |
参考書 | 『ドラマとしての住民運動』 早川洋行 社会思想社 2007 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
レポートを基本として、受講態度を加味する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | RD問題とは | |
3 | 住民運動へのアプローチ | |
4 | 環境社会学の貢献と限界 | |
5 | 諮問機関 | |
6 | 被害の諸相 | |
7 | 廃棄物をめぐる制度 | |
8 | 自治会とは | |
9 | ボランタリー・アソシエーションと官製アソシエーション | |
10 | マス・メディアの役割 | |
11 | 行政の論理 | |
12 | 公害と環境問題の歴史 | |
13 | 生活者の誕生 | |
14 | ガバメントとガバナンス | |
15 | いやいやながらの民主主義 | |
16 | 定期試験 | |