【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑うことになるかもしれません。たとえば、1時間の授業は50分から90分になります。高校まではいつも一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応えるのが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このクラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨めるようにしてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『観光の経営史』 市川文彦・鶴田雅昭編 関西学院大学出版会 2009年 『2017スタンタード 基礎セミナー』 基礎セミナー分科会編 2017 名古屋学院大学 基礎セミナー分科会編『2017 スタンダード 基礎セミナー』
毎回必ず持参すること。
それ以外に教科書・参考書が指定される場合もあります。
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参考書 | 『モバイルミュージアム 行動する博物館』 西野嘉章 平凡社新書 2012 『人は何を旅してきたか』 専修大学人文科学研究所 専修大学出版局 2009 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは) スタンダード基礎セミナーの解説 | |
2 | 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCSの使い方 | |
3 | 大学でのノートの取り方 | |
4 | 本の読み方・文章構成の把握の仕方・要約の仕方・レポート作成の仕方と手順 | |
5 | 大学での情報収集の仕方・レポートの体裁の整え方 | |
6 | テキスト『観光の経営史』の序章 観光の経営史 以下、 発表・司会・質問・記録の分担ですすめます | |
7 | テキスト 第1章 ホテル業界における近年の動向とホテル経営 | |
8 | 近代日本と旅、旅行 | |
9 | テキスト第2章 わが国おける旅行産業の発展と変革 戦後の大衆化 | |
10 | 国際観光の歴史的発展と日本 | |
11 | 第3章 昭和初期大阪市の観光事業 | |
12 | 第4章 イギリス産業遺産保存運動のパイオニア | |
13 | 日本の産業革命遺産 | |
14 | 第6章 観光サーヴィス業の創出プロセス | |
15 | レポートの提出と発表 | |
16 | 定期試験期間 | |