【講義概要】
本講では、まず、生徒指導と進路指導の意義と方法を問うことから始め、その上で、個別指導と集団指導、チーム指導を実際にどのように展開していったらよいかの理解を、具体的な資料をもとに、体験的に深めていきたいと考えている。
【学習到達目標】
1.生徒指導と進路指導の基本的な考え方について理解を深める。
2.個別指導と集団指導、チーム指導の基本的な技法について、特に小集団演習を通して理解を深める。
【履修上の注意】
本講は、小集団体験学習を重視した授業展開を特徴とする。
【事前準備学習】
国のガイドラインである「生徒指導提要」を通して、具体的な課題意識の掘り起こしを行う。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は特に指定しません。 |
参考書 | 『社会性と個性を育てる毎日の生徒指導』 犬塚文雄 図書文化 2006 『生徒指導提要』 文部科学省 教育図書 2010 『生徒指導論』 犬塚文雄 文化書房博文社 2011 『中学校キャリア教育の手引き』 文部科学省 教育出版 2011 『現代生徒指導論』 日本生徒指導学会 学事出版 2015 |
指定図書 | 『生徒指導論 : 真心と優しさと』 稲垣応顕編著 文化書房博文社 2011.4 |
【評価方法】
リフレクションペーパー(30%)・グループ検討レポート(20%)・学期末試験(50%)の比率で評価を行う。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 生徒指導の現状と問題点 | |
3 | 生徒指導のための基礎理論1 (生徒指導の2形態) | |
4 | 生徒指導のための基礎理論 2 (ガイダンスの三大潮流) | |
5 | 生徒指導のための基礎理論 3 (生徒指導の3つの機能) | |
6 | ねらいとしての自己指導 | |
7 | 校則指導の実際 | |
8 | 安全指導、危機対応の実際 | |
9 | 家庭・地域連携、保護者対応の実際 | |
10 | 専門職・専門機関等との連携 | |
11 | 進路指導の現状と問題点 | |
12 | 進路指導のための基礎理論 | |
13 | 進路指導・キャリア発達支援の実際 | |
14 | 自己目標の段階的設定支援と進路相談 | |
15 | 生徒指導・進路指導の課題と展望 | |
16 | 定期試験期間 | |