【講義概要】
学習指導要領を踏まえ、家庭科でめざす子どもの姿、家庭科で教えるべき内容を理解する。それらを進める中で、「家族や近隣の人々との関わり」「食育を踏まえた調理技能」「衣や住の環境に配慮した活用や製作」などの具体的な実践能力を身に付け、基礎的・基本的な知識や技能の習得をしていく。
授業は、実践的・体験的な活動や調べ・実習・発表・意見交換などを取り入れるので、受講生が主体的に活動して、生活の中でも実践することで、将来の家庭科の授業や社会生活にも役立つものとする。
【学習到達目標】
①小学校家庭科の指導に必要な家庭生活に関する基礎的・基本的な知識・技能を身に付ける。
②家庭生活を大切に思う気持ちや家族の一員として生活を豊かにしようとする実践的な態度を培う。
③問題解決的な学習を重視し、子どもたちに主体的な学びができるようにするための、実践的・体験的な活動や調べを行う。まとめ、プレゼンテーション、意見交換をすることで言語活動も充実させる。
④資料収集する中で、収集した資料の中から必要なものを選択するが思考力や判断力をはたらかせて意思決定をすることの大切さに気付く。
⑤創意工夫してまとめたりプレゼンしたりすることが主体的・対話的で深い学びにつながることを知る。
【履修上の注意】
1.A4ファイルを用意する。
2.授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、受講生本人の責任において行う。
3.出される課題については、しっかり調べて、自分の言葉でまとめて、図や表、写真なども使って、わかりやすくまとめて、自分の考えも述べる。出典を必ず明記すること。
【事前準備学習】
1.課題は、決まった日に必ず提出し、発表する場合には、しっかりと分かってもらうための、準備もしておく。
2.資料や裁縫用具などの持ち物は、その日の授業に使うものなので、忘れずに持参できるように前日までには、準備しておくこと
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 参考文献は、適宜紹介する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
提出物(レポート・毎回の書き込みプリント・指導案・製作物など)は、全て評価し、授業態度も加減して評
価する。そのため、遅刻や、欠席、提出物の未提出は、合計点がその分低くなるので気を付けること。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 布を使ったもの作り | |
3 | 評価とポートフォリオ | |
4 | 子どもの現代的課題 | |
5 | 現代的課題発表1(衣・食) | |
6 | 現代的課題発表2(住・消費) | |
7 | 現代的課題発表3(環境・家族) | |
8 | 食べるということ | |
9 | 家庭科の指導案分析 | |
10 | 指導案の作成 | |
11 | 模擬授業1(衣・食・住) | |
12 | 模擬授業2(環境・消費・家族) | |
13 | 「○○家族目指し、リフレッシュ大作戦」計画 | |
14 | 絵本の授業 | |
15 | 「リフレッシュ大作戦」成果と発表 | |
16 | 定期試験期間 | |