名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限初等理科秋A瀬戸 23吉田 淳SM3319

【授業情報】

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講義概要

 初等理科の学習指導過程と関連づけ、理科の目標や子どもの発達を検討して、具体的な理科教材について、その価値や意義を解説する。具体的には小学校第3学年から第6学年の理科の内容を生物教材、地学教材、物理教材、化学教材および総合的な単元についての教育的意義と観察・実験などの取り扱い方、指導上の留意点などを概観する。
 小学校理科の内容の深い理解と観察実験の方法および指導法に関する基本的な理解を図る。観察実験については、理科室の施設設備などを使用しながら具体的に行い、指導上の留意点などを考察する。本講義を通して、小学校理科における観察実験を指導する基礎を確立することを目指す。



【学習到達目標】

・小学校理科で扱う内容の取り扱い方についての基本を理解するとともに、観察実験についての基本的な技能の育成を図るとともに、観察実験の準備方法、指導上の留意点(安全指導を含む)などの基本的な理解と授業実践に向けた能力や態度を育成する。



履修上の注意

・具体的な観察実験の準備から具体的な観察実験操作、結果の記録とまとめ方を中心に効率的に実施すること。・・
・観察実験の安全上の問題を整理すること。
・観察実験の時間を十分に確保するために、遅刻しないこと。
・2-3回分の内容についてレポートを課すので、レポートの記述を遅らせないこと。



【事前準備学習】

前の週に、観察実験の予告を行うので、準備の方法や操作方法に関する予習を行うこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書必要な観察実験のプリントを用意する。
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

毎回の受講態度、レポートを中心に総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1第1回:小学校理科の教材の概要(学習指導要領の内容)
2第2回:小学校理科の教材構造と各学年目標との関連性
3第3回:小学校理科で扱う観察実験の基本的操作
4第4回:生物教材の取り扱い(1) 植物教材の意義と栽培の工夫
5第5回:生物教材の取り扱い(2) 顕微鏡の扱い方と指導
6第6回:生物教材の扱い方(3) 動物教材の意義と飼育の工夫
7第7回:地学教材の扱い方(1) 大地のつくりの指導
8第8回:地学教材の扱い方(2) 天気とその変化の指導
9第9回:地学教材の扱い方(3) 天文教材の指導
10第10回:物理教材の扱い方(1) 力学教材の指導
11第11回:物理教材の扱い方(2) 光の性質、磁石の性質の指導
12第12回:物理教材の扱い方(3) 電流のはたらきの指導
13第13回:化学教材の扱い方(1) ものの燃焼の指導と観察実験場の安全教育
14第14回:化学教材の扱い方(2) 水溶液の性質と薬品などの取り扱い
15第15回:観察実験とICT教育の関連性、教材研究の展開
16定期試験