【講義概要】
学校保健は、子どもの健康を守り育て、健康に発達する権利を保障する役割を担っている。
本講義では先ず、幼児期および学童期における児童の発達課題を明確にし、近年におけるからだやこころの健康問題の実心を広く把握する。
更に小児保健の立場から、こどもたちの健康問題に対して、幼稚園や学校においてはどのような対処をすべきかを理解させる。加えて、現在及び将来においてこどもの心の健康問題が益々深刻化することが予見されるが、そのような状況に対しての教職員の取り組みのあり方について理解させる。特に養護教諭やスクールカウンセラー等の専門的な知識技術を有するスタッフとの連携のあり方の重要性に気づかせる。
加えて学校安全に関する配慮の重要性を理解させる。
また本講義は学校保健活動の意義、歴史的経緯、実態についての基本的な知識を理解させることもねらいとしている。
【学習到達目標】
学校保健、学校安全の重要性とその根拠を説明できること。
【履修上の注意】
学校における健康問題に関する話題に目を向け、常に自分の意見をまとめる努力をすること。
【事前準備学習】
関連する図書やニュースに積極的に目を向けること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業中に提示する課題への対応状況 50%
期末のレポート課題 50%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 授業全体のガイダンス | |
2 | 学校保健の概要 | |
3 | 学校保健の歴史 1(学校衛生の時代) | |
4 | 学校保健の歴史 2(学校保健、学校保健安全の時代) | |
5 | 学校における保健管理 | |
6 | 学校における健康観察 | |
7 | 学校における健康相談 | |
8 | 学校保健教育の歴史と現状 | |
9 | 保健授業の作り方 1(中学年) | |
10 | 保健授業の作り方 2(高学年) | |
11 | 児童生徒の健康実態と課題 1(体力、疾病以上) | |
12 | 児童生徒の健康実態と課題 2(健康行動、健康生活) | |
13 | 学校安全の実態 | |
14 | 学校における安全管理 | |
15 | 学校における安全教育 | |
16 | 定期試験 | |