【講義概要】
日本語検定2級受験者のために開講する授業です。日本語検定2級は、大学生・社会人を対象にしています。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
名古屋学院大学ディプロマ・ポリシーうち、「知識・技能 1)人間、社会、文化、自然等に関する幅広い知識を身に付けている」及び「思考力・判断力・表現力」の「2)他者に対して、自分の考えを口頭や文章によって的確に伝えることができる」に関連した科目です。
【学習到達目標】
日本語検定2級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
1.通常期の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。
定員に余裕のある場合は、聴講しても構いませんが、単位取得はできません。
単位取得をせずに聴講する場合は、教員にその許可を取ってください。
2.この授業は、日本語検定2級の取得を目指す授業ですから、日本語検定の受検が単位取得の条件となります。
この集中講義の期間中に検定の申し込みをしてもらいます。
ただし、検定申し込みをしても受検しなかった場合、単位は取得できません。
3.日本語検定を受検しなければならないため、4年生以上の履修はできません。
4.開講期間は8月から9月当初の4日間で、計15時間です。
【事前準備学習】
4日間の集中講義です。前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。
そのためにも、自学自習の応用問題を必ず毎回おこなってください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『ステップアップ日本語講座 上級』 日本語検定委員会 東京書籍 2015 その他、都度、プリントを用意します。 |
参考書 | 『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2008 『日本語検定公式過去問題集2級』 日本語検定委員会 東京書籍 2016 参考書は、図書館にも複数冊入れてあります。ご利用ください。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
毎時間の小テストと平常点による総合評価。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします) | |
2 | 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習 | |
3 | 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習 | |
4 | 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習 | |
5 | 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習 | |
6 | 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習 | |
7 | 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習 | |
8 | ことわざ・慣用句の学習 | |
9 | 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習 | |
10 | 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習 | |
11 | 9~10の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習 | |
12 | ことわざ・四字熟語の学習 | |
13 | 過去問を中心にした「漢字」の学習 | |
14 | 過去問を中心にした「表記」の学習 | |
15 | 日本語能力達成度確認テスト | |
16 | 定期試験期間 | |