名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限専門発展演習1通年名古屋 43菱沼 剛LG3103
5限専門発展演習1通年名古屋 43菱沼 剛LG3103

【授業情報】

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主題

知的財産制度を鳥瞰しつつ、社会経済生活にどのような影響を与えているか、実社会においてどのように活用され、そして今後どのような方向に進むのか、知的財産制度への多角的な理解を深めることを目的とする。とりわけ、今日の経済システムあるいは日常生活でも、知的財産制度は、単に知的財産制度の専門家にとどまらず広く一般に身近で、かつ重要性を増している。また、実社会においてキャリアを形成していく上で、知的財産制度の知見を持つことで、多くの職種の様々な分野や局面で可能性が広がっている。本コースでは、講義で得た知識をもとに、各自が積極的に発表テーマの発掘、調査、プリゼンテーション、討論を行う。



指導方針概要

今日では、学問で得た知見を実際に使う、そして他の人に伝えるとともに、相手とのコミュニケーションを通じて付加価値を高めるスキルやプロセスが重要である。出席に加え、報告の際の準備はもとより、他のゼミ生の報告への質問やその返答など、討論参加が不可欠である。各自の発表の際に参加者への議論喚起、質問への対応、他の学生の発表の際の質問の提起をはじめ、積極的な討論への参加が望まれる。
レポートや発表で、インターネットを含む各種情報や文献を使用する際には、必ず出典を明示すること。そして各自の分析や意見を提示する際は、単なる複写ではなく、自分で考えた言葉で表現するよう心掛けること。
以前のゼミで『小説で読む知的財産法』(法学書院)を読んでいない者は、通読しておくこと。また、判例は『知的財産法判例集第2版』(有斐閣)を用いる。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『知的財産法判例集第2版』 大渕哲也・茶園成樹他 有斐閣 2015
指定図書 『知的財産法入門』小泉直樹 岩波書店 2010(初心者向け) 『知的財産法入門』 木棚照一編 法律文化社(近日出版予定)
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

出席が重要ですが、加えて、報告の際の準備はもとより、他のゼミ生の報告への質問やその返答など、討論参加が不可欠です。知的財産法について基礎的理解に自信のない人、一部のみについて理解しているという人、あるいは全体像を改めて再確認したい人は、まずは『知的財産法入門』(岩波書店)を速読して、制度の全体像をつかんでください。各自の発表の際に参加者への議論喚起、質問への対応、他の学生の発表の際の質問の提起をはじめ、積極的な討論への参加を望みます。
知識を体得することは重要ですが、今日では、学問で得た知見を実際に使う、そして他の人に伝えるとともに、相手とのコミュニケーションを通じて付加価値を高めるスキルやプロセスが重要になっています。ゼミが終わった後、知識や議論の重要なポイントを箇条書きでもよいから、必ずメモを作成して、後で思い出せるように整理しておいてください。そして、他の科目を受講したり、社会の出来事に関する各種の情報に接して、学んだ事項との関連性に気付いた際は、いつでもメモに追記できるようにしてください。
レポートや発表で、インターネットを含む各種情報や文献を使用する際には、必ず出典を明示してください。そして各自の分析や意見を提示する際は、単なる複写ではなく、自分で考えた言葉で表現するよう心掛けてください。