【講義概要】
イギリス、アメリカの文化は現代の世界に広く浸透しており、英語が世界の共通言語となっているのはその一つの表れである。第二次世界大戦後、アメリカの文化がどっと日本に入ってきて、我々日本人のライフスタイルやものの考え方に大きな影響を与えたが、無批判な受容を再考すべき時期に来ている。加えて、日米関係を国と国との軍事・政治・経済関係からのみ考えるのではなく、国民個人個人の関係を重視した見方が必要とされて来ている。草の根の国際交流が重視されるべき時代が到来している。
この授業では、英米、特にアメリカの歴史、文化、社会について基礎的なトピックを取り上げて概説する。また、日米交流史や、スコットランド独立運動等も学び、国家とは何かを考察する。
【学習到達目標】
英米で起きている様々な出来事について各自が関心を持ち、自分でさらに掘り下げ、一層理解を深め、幅広い視野で物事を判断できるようにすることを目標とする。
【履修上の注意】
毎回の教材・資料は講師が準備して当日配布する。世界のニュースに関心を持ち、英米のニュースについては「英語で聞く」「シャドウイング(口真似)する」 努力をすること。
【事前準備学習】
受講前に、予定された講義トピックスについて予習をすること。
毎週木曜日の22時から、NHK・Eテレで放送されている 『ニュースで英会話』 を視聴すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『波乱万丈ハナミズキ ――草の根国際交流――』 菅野 光公 2016年予定 |
参考書 | 講師が準備して配布します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験(レポート提出も含む):80点 平常点(出席態度、感想文等):20%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | アメリカの歴史 | |
2 | 多民族国家アメリカ | |
3 | アメリカの政治体制 | |
4 | アメリカの大統領制 | |
5 | アメリカよ銃を捨てろ | |
6 | 日米の異文化摩擦 | |
7 | アメリカの自動車産業 | |
8 | アメリカの石油産業 | |
9 | 戦後の日米関係再考 | |
10 | 日米「花」の交流 | |
11 | 日米「人形」交流 | |
12 | イギリスの歴史 | |
13 | イングランドと他の地域との確執 | |
14 | スコットランドの独立運動 | |
15 | まとめ、議論 | |
16 | 定期試験期間 | |