【講義概要】
日本とアメリカは1853年のペリー提督来航以来150年以上の付き合いがあり、特に第二次世界大戦後の70年間は、政治、経済、科学技術、文化、日常生活に至るまであらゆる面でアメリカは日本に大きな影響を与えてきた。しかし、我々が得ている情報の中には、我々の日常感覚からすると不思議に思えるものが少なくない。例えば、アメリカは世界の主要な地域に自国の軍隊を駐留させている。銃犯罪が頻繁に起きているのに銃規制強化の動きは起きない。4年毎の大統領選挙の党大会はまるでお祭り騒ぎである。この講義では、アメリカ社会と文化を理解するための基礎を習得することを目標にしている。
【学習到達目標】
この講義での到達目標は「超大国アメリカの社会・文化について、様々な事実や客観的情報に基づき全体像を理解すること」である。今後さらにグローバル化が進み日米関係も一層緊密になる。そうした状況の中で我々日本人はいかに考え、いかに行動すべきかを考えるとき、アメリカ社会を深く知ることは非常に重要である。日本という枠にとらわれず、広い視野を世界に向ける習慣がつけば良い、と考える。
【履修上の注意】
講義を聞いて、自分はどう受け止めたか、何を感じたか、何を学んだか、これから何をどのように学んでいこうか、について自分の気持ちを自分の言葉で表現して欲しい。(毎回感想文を書いて提出してもらいます⇒毎週提出)
【事前準備学習】
受講前に当日の講義テーマについて各種情報を収集し、目を通しておいて欲しい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は使わない。毎回、講師がプリントを用意し配布する。(プリントが教科書代わりです) |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験(レポート)70点 平常点(授業態度他)30%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | アメリカの地理、国土の特徴 | |
2 | アメリカの歴史 | |
3 | 移民、人種問題 | |
4 | さすらうアメリカ人 | |
5 | アメリカ人の感覚 | |
6 | 身の回りの異文化摩擦 | |
7 | VW、Levi'sの広告 | |
8 | アメリカは世界の警察官? | |
9 | アメリカのスポーツ・音楽 | |
10 | アメリカ人のスピーチ | |
11 | 大統領選挙 | |
12 | 自動車産業の歴史 | |
13 | 日米の仕事の仕方の違い | |
14 | 映画産業とハリウッド | |
15 | 日米の諺の違い | |
16 | 定期試験期間 | |