名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限国際協力基礎演習1春A名古屋 22長田 こずえWY2107

【授業情報】

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講義概要


国際協力基礎演習1では、学生が専門演習に進むためのアカデミック・スキルを習得することを目指します。アカデミック・スキルとは、大学で学問に取り組む際に必要となる基本的な技能と捉えることができます。このスキルを身につけるために、国際協力学科に関連するテーマ(国際協力や異文化理解、多文化社会など)を題材として、受講生は個人やペア、あるいはグループ単位で文献講読や意見の発表と交換・議論など、自己の考えの表現技術を鍛え、プレゼンテーションの技法と報告内容の精緻化への技術的向上を目的とする。



【学習到達目標】

国際協力に関連する分野やテーマの多様さに気づく。
・国際協力をテーマとした議論に参加し、意見を発表する態度を醸成する。
・自己の意見を的確に表現するための技能を習得する。
・具体的な学習分野や対象地域を想定した調査・まとめの作業を習得する。
・国際協力分野に関する学習成果のプレゼンテーションを経験する。



履修上の注意


毎回の授業に関する詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認してください。
この演習のクラスの仲間が、2年次の専門科目学習の基礎となります。したって、単なる仲良しグループではなく、共同作業で学習を進めるための仲間づくりが望まれます。

自らディスカッションやワークショップに積極的に参加し、与えられた授業時間以外にも自学自習の時間を活用して国際協力分野における自分の課題発見に取り組む姿勢が求められる。



【事前準備学習】


授業には積極的に参加し、毎回、あらかじめの準備をしたうえでこの授業に臨めるよう事前学習・事後学習に努めてください。そのためには授業時間以外に、時間と場を設けてグループ学習を推進する必要があります。つねに国際文化理解・国際文化交流のあり方や現実に関心を持ち、社会情報の収集に努めること。自らが取り上げたい課題を社会の中に求め、その意欲を他者に表明することが出来るように考えをまとめておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『*UNDP人間開発レポート 2014年』 国連開発計画 国際協力出版会 2014年
『*社会科学系統大学院生のための研究の進め方』 ダン レメニイ 他 同文館出版 2002年
『参加型開発:貧しい人々が主役となる開発へ向けて』 斉藤文彦(編集) 日本評論社 2003年
*は2015年に購入済の学生もいます。長田ゼミを取った人は購入済です。 授業ごとにパワーポイントをCCSの教材ボックスに用意します、前もってダウンロードして目を通してください。 1年次長田ゼミを取った人は、最後の「参加型開発」の教科書だけを新たに購入すればよいのです、最初の2冊の教科書は1年次に購入済みです。
参考書 その他、授業に必要な教材は、全部CCSの教材ボックスに掲載されます。 この授業は基本的にはぺーパーレスです。 予習復習は、CCSに掲載されたパワーポイントや資料を参考にしてください。教科書は必ず購入してください、必須です。 教科書は一生の財産です、大切に扱ってください。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業内での取り組み状況、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います 授業内での取り組み状況、学期中の参加および学期末の試験の結果を総合的に判断して評価を行います。

出席率は重視します、4回以上の欠席は不可となります。 期末試験4割、リサーチアウトライン2割、出席率3割、授業中の参加1割をベースに判断します。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション
2エビデンスに基くデータ収集1 証拠とは?
3エビデンスに基くデータ収集2 統計の使用
41次データの集め方 基礎
51次データの集め方 発展
6既存のデータを使っての研究
7開発協力の実践家の経験
8参加型開発PRAの実践1 観察・フォーカスグループ
9参加型開発PRAの実践2 カレンダー・スコアー作成
10研究課題と方法の選択に関する発表
11リサーチプロポーザルの発表
12リサーチ・研究のプロセス討議
13リサーチアウトラインの作成
14フィールド訪問・参加型の観察実践
15学習の総括と定期試験準備
16定期試験