【講義概要】
理学療法学における研究の必要性を認識し、各研究分野や種類など概要を理解し、研究に必要な倫理、研究方法、統計手法等を習熟する。その過程で理学療法領域において自らの興味・関心を深め、卒業研究に向けての課題テーマを決定し、研究計画を立案し実践する。
【学習到達目標】
自ら見出した疑問を、自ら解決する方法を理解し、実践することができる。
専門領域あるいは保健医療福祉に関する領域から研究テーマを設定し、初歩的な研究を実践することができる。
【履修上の注意】
理学療法領域の研究が、どのようなことがなされているかを大まかに把握しておく。
与えられたテーマではなく、関心のあるテーマに自らの疑問を持ち、その疑問に対して研究計画を考案し実践することで解決できることを学ぶ姿勢を望みます。
【事前準備学習】
興味ある研究論文を読むことを推奨します。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
報告書とレポート、研究計画立案における方法論確定までの取り組みなどから判断します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 研究計画の立案 | |
2 | 研究計画における測定・計測方法の予備実施 | |
3 | 対象への説明と同意 | |
4 | 研究参加の任意性、同意撤回の自由、リスクと利益、データの利用と保管 | |
5 | 測定・計測機器の精度と誤差、信頼性と妥当性 | |
6 | 測定・計測機器の適切な使用 | |
7 | 測定・計測中のリスク管理と事故発生時の対応 | |
8 | 適切なデータ処理-尺度に応じた代表値 | |
9 | 適切なデータ処理-条件に応じた統計手法 | |
10 | 測定・計測の実践-対象の1/5 | |
11 | 測定・計測の実践-対象の2/5 | |
12 | 測定・計測の実践-対象の3/5 | |
13 | 測定・計測の実践-対象の4/5 | |
14 | 測定・計測の実践-対象の5/5 | |
15 | データ処理実践-初期 | |
16 | データ処理実践-後期 | |