【講義概要】
海外とのビジネスの現場では、歴史・文化・政治・経済・言語・発想などの違いによる様々な誤解や摩擦が起きている。そこでは、双方の習慣、思考方法、相手の立場を理解し簡潔で明快な英語表現をすることがとても重要になる。この授業ではそうしたビジネス現場での英語の特徴を学ぶと共に、実際のビジネス文書例、映像などを使って英語コニュニケーション能力(聞く、読む、書く)の向上を目指す。
【学習到達目標】
この講義の到達目標は、「文化の異なる人たちのものの考え方、英語の表現方法、日本人のビジネス表現との違いなどを理解し、相手とのビジネスを円滑に進めるための英語表現の基礎を身に付けること」である。
【履修上の注意】
異文化の人たちとビジネスを行う場合、文化の違いによって英語の表現方法や使う語彙がかなり異なるため、思わぬ誤解や摩擦が生まれることがある。このため、まずはビジネス現場での英語の特徴を学ぶことが重要である。授業には電子辞書あるいは辞書を持参すること。
【事前準備学習】
事前に授業当日のテーマについて知らせるので、自分なりの表現方法を準備して授業に臨んで欲しい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は使わない。(教員が毎回資料を準備し、配布します) |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ビジネス英語の特徴(1)言葉の順序、語彙 | |
2 | ビジネス英語の特徴(2)実際例、留意点 | |
3 | 予備演習:友人に貸したお金の督促をする | |
4 | 実践編①相手の支払遅延について督促する | |
5 | 実践編②こちらのミスのお詫びをする | |
6 | 実践編③出張の各種手配(ホテル、アポ)を依頼する | |
7 | 実践編④相手に世話になった礼状を出す | |
8 | 実践編⑤前半の復習 | |
9 | 実践編⑥日本での会議開催の連絡をする | |
10 | 実践編⑦ホテル、新幹線などの手配状況を知らせる | |
11 | 実践編⑧会議の議事録を作る | |
12 | 実践編⑨アメリカでの調査を依頼する | |
13 | 実践編⑩相手にお祝い状を出す | |
14 | 実践編⑪相手にお悔やみの手紙を出す | |
15 | 実践編⑫後半の復習 | |
16 | 定期試験期間 | |