【講義概要】
外国の文化と歴史を尊重するためには、その前提として自国の文化と歴史に理解を深めておく必要があります。本講義では、日本の歴史について政治史や対外関係史を中心に古代から近現代まで概観し、今後、国際文化学部の専門科目において文化や対外関係の歴史を学ぶための前提としての歴史的思考力を獲得することを目的とします。
【学習到達目標】
国際的な社会や関係史のなかでの日本の歴史や文化に関する知識を習得し、その特質を理解する。
【履修上の注意】
授業への出席に加えて、映像視聴や実地見学への積極的な取り組みを評価します。
出席が規定に満たない場合は、失格となります。
【事前準備学習】
各回ごとに課せられる課題やレポートで必ず予習・復習をしてくること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 講義時に指示します。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | 『戦国大名大友氏と豊後府内』 鹿毛敏夫編 高志書院 2008.7 『アジアン戦国大名大友氏の研究』 鹿毛敏夫著 吉川弘文館 2011.11 『大航海時代のアジアと大友宗麟』 鹿毛敏夫著 海鳥社 2013.1 |
【評価方法】
平常点70%(課題30% 授業態度40%)、レポート30%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 歴史的思考力とは | |
2 | 邪馬台国と大和政権 | |
3 | 律令国家の成立と発展 | |
4 | 摂関時代の政治 | |
5 | 鎌倉幕府の成立と展開 | |
6 | 南北朝の動乱 | |
7 | 室町幕府の成立と展開 | |
8 | 戦国時代 | |
9 | 織豊政権の成立 | |
10 | 江戸幕府の成立と発展 | |
11 | 幕藩体制の動揺と列強の接近 | |
12 | 明治維新と近代国家の成立 | |
13 | 大正デモクラシーの時代 | |
14 | 太平洋戦争と日本 | |
15 | 戦後の日本 | |
16 | 定期試験期間 | |