【講義概要】
特別活動は、子どもたちが学校生活の中で最も楽しみにしている教科外活動の代表であり、教育課程の一領域として位置づけられている。本講義では、特別活動の重要性と困難性を、小集団演習を通して体験的に深めていきたい。
【学習到達目標】
・特別活動の意義や指導法について、小集団における検討を通して理解を深める。
・特別活動の3内容の現状と課題について、小集団検討を通して理解を深め、併せて活性化の具体的な提案を行うことができる。
【履修上の注意】
本講義は、4日間の集中講義である。小集団における演習を通して体験的に学びを深めていくことを目的としている関係上、できるだけ遅刻欠席のないように心掛けてほしい。
【事前準備学習】
少なくとも自身が将来教師として希望する校種の学習指導要領解説特別活動編に目を通しておくこと。可能な限り、他校種の者にも目を通しておくことが望ましい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『小学校学習指導要領解説特別活動編』 文部科学省 ぎょうせい 2008年 『中学校学習指導要領解説特別活動編』 文部科学省 ぎょうせい 2008年 『高等学校学習指導要領解説特別活動編』 文部科学省 海文堂出版 2009年 |
参考書 | 犬塚文雄編(2013)『特別活動論』一藝社 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
小集団検討レポート50%、集中講義末試験(50%)の比率で評価を行う。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1: オリエンテーション | |
2 | 2: 子どもたちの今日的状況と特別活動 | |
3 | 3: 特別活動の目標と内容 | |
4 | 4: 特別活動の基本的性格(特質) | |
5 | 5: 特別活動と総合的な学習の時間との関連 | |
6 | 6: 特別活動と道徳との関連 | |
7 | 7: 特別活動とボランティア活動 | |
8 | 8: 望ましい集団活動の条件 | |
9 | 9: 学級活動、ホーム・ルーム活動の現状と課題 | |
10 | 10: 生徒会活動の現状と課題 | |
11 | 11: 学校行事の現状と課題 | |
12 | 12: 特別活動の歴史 | |
13 | 13: 特別活動と生徒指導 | |
14 | 14: 特別活動の評価 | |
15 | 15: 特別活動の課題と展望 | |
16 | 16: 定期試験期間 | |