【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期において身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ実技の授業の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
テニスは代表的な生涯スポーツ種目のひとつである。実際に社会に出てからも色々な場面でテニスを行ったり、場合によっては指導する機会に遭遇することが予想される。
またテニスは今日では施設の整備や特に用具の進歩により、年齢、性別、体力や運動能力などの如何に関わらず、多くの人が気軽に取り組めるスポーツ種目となっている。
しかしその一方で、適正な技術を習得することなく続けた結果、他人に危害を及ぼしたり、自らも各種のスポーツ障害を招く危険性もはらんでいる。
そこで授業においては、基本的な技術の習得を中心とするが、実践的なゲームをする際に必要な応用的な技術並びにフェア・プレーの精神を向上させることを狙いとしている。
更に学部の専門性として、テニスを適切に指導するための知識と技術を身につける。
【学習到達目標】
・対人でのストロークラリーが続けられるようになること
・対人でのストローク対ボレーが続けられるようになること
・ダブルスのゲームについてのルールや基本戦略を理解したゲーム展開ができること
・テニスを指導する際の要点や、具体的指導法を理解する。
【履修上の注意】
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生は、ガイダンス時に担当教員と相談すること。
70%以上の出席が必要です。
【事前準備学習】
・体調の管理に配慮すること
・テレビなどでテニスの試合の中継や録画放映がある場合は、できるだけ視聴するように心がける
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点 40% 技術到達度・向上度 60%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | フォアハンドストローク | |
2 | バックハンドストローク | |
3 | サービス | |
4 | ボレーとスマッシュ | |
5 | ストロークとボレー | |
6 | ロビングとスマッシュ | |
7 | 基礎練習とシングルスのゲーム | |
8 | ダブルスゲームの導入 | |
9 | 基礎練習とダブルスのゲーム | |
10 | ゲーム戦術と実践 | |
11 | 指導法1 トローク、ボレー | |
12 | 指導法2 サーブ、ロビング、スマッシュ | |
13 | 指導法3 シングルスゲーム | |
14 | 指導法4 ダブルスのフォーメーション | |
15 | 実践練習・ゲーム | |
16 | 定期試験期間 | |