【講義概要】
健康教育の目的は疾病予防や健康の維持・増進のための知識を伝えるだけでなく、実際に健康行動が実施できる、すなわち「行動変容」を定着させることにある。さらに、健康改善を目指す対象者が、その後、豊かな人生を送っていくための支援をすることも重要な目的である。
本講義では、受講者が以後、様々な対象者に対して健康教育を行うにあたり必要とされる、「健康のとらえ方」、「健康に対する価値観」、「ヘルスプロモーションのこれまでの動向と今後の展望」、「行動変容のサポート方法」、「健康教育の計画・評価方法」などについて学ぶ。本講義では、健康行動全般を扱うが、特に運動による健康改善を多めに扱うこととする。
【学習到達目標】
健康のとらえ方、健康に対する価値観を正しく理解する。その上で、自らが中心となって対象者のヘルスプロモーションを指導し実践させるための知識および技術を身につける。
【履修上の注意】
1.健康のとらえ方、健康に対する価値観を正しく理解する。その上で問題意識を持ちながら受講し、講義の中でさらに疑問を膨らませられるよう取り組むこと。
【事前準備学習】
日々の生活において現代社会における健康問題に関心を持っておいて下さい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 随時資料配布を行う |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点,授業内のレポート、定期試験の成績による総合評価。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1: ガイダンス | |
2 | 2: 健康教育・ヘルスプロモーションの考え方 | |
3 | 3: 健康教育のための計画づくり | |
4 | 4: 健康教育の実践 | |
5 | 5: 健康教育プログラムの評価 | |
6 | 6: 健康教育における社会的アプローチ | |
7 | 7: 健康教育の展開1 | |
8 | 8: ヘルスプロモーションの展開2 | |
9 | 9: 課題別健康教育 | |
10 | 10: 健康の評価とリスクの判定 | |
11 | 11: 運動負荷試験1 | |
12 | 12: 運動負荷試験2 | |
13 | 13: 運動処方1 健常者 | |
14 | 14: 運動処方2 リハビリテーション | |
15 | 15: まとめ 総括 | |
16 | 16: 定期試験期間 | |