名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限経営組織論秋A名古屋 22林 淳一CS2321

【授業情報】

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講義概要

経営組織論の基礎知識の習得を本講義の目的とする。講義では、具体的な事例(日本電産、キーエンス、ユニ・チャーム、セブン銀行、マイクロソフト、IBM、グーグル、アップル、サムソン、フェイスブック、アスクル、P&G、スターバックス、アサヒビール、味の素、キリン・ビバレッジ、タカラトミー、ソニー銀行、大垣共立銀行、カルビー、湖池屋、GE、ハーレー・ダビッドソン、LCC航空各社、LINE、ポルシェ、フェラーリ、レクサス、LVMH、リシュモン、ケリング、格安スマホ各社など)を多く紹介しながら、「組織・戦略・経営者」を考える。本講義の学習到達目標は、経営組織論の理論性と実践性の理解、企業の実態を『日本経済新聞』、『日経MJ』、『日経産業新聞』、さらに毎週出版される主要ビジネス誌『週刊ダイヤモンド』、『週刊東洋経済』、『週刊エコノミスト』、『日経ビジネス』などを用いて理解できる水準に到達することである。なお、詳細は初回講義にてガイダンスを行う。
 本講義の評価方法は、以下をもって総合的に評価する。
①毎週提出の企業レポート(指定用紙、1ページ以上、手書き、毎週提出必須)、
②講義内容への発言・ディスカッションへの参加姿勢、
③講義内でのプレゼン発表(企業研究の発表。受講生一人当たり10分間、全員必須)、
④小テスト(講義内容の確認小テスト(30分間)を4回行う)、
⑤筆記試験と自筆のノートチェック、以上。




【学習到達目標】

上記の①-⑤を必達とする。なお、経営組織論の入門としてわかりやすく経営組織全般について講義する。基礎概念をしっかり身につけその後の専門科目の学習に生かせるようになること、具体的な現実の事象(ケーススタディ)を基にしてそこから経営組織論の基礎理論(コア・コンピタンス、コーポレート・アイデンティティー、企業文化、組織文化、組織成立要因、組織進化論、経営組織の発展段階論、事業部制組織、マトリックス組織など)に整理して理解出来るようにすることを学習達成目標とする。



履修上の注意

毎週提出のレポート(指定レポート用紙は「毎週」配布する。A4サイズ指定用紙、手書き)を課題とする。3回をこえる欠席者(3回をこえるレポート未提出者)は定期試験受験資格を失う(すなわち単位不認定とする)。90分間小テスト、ノートチェック、講義内での発表(学生一人当たり10分間)も実施する。定期試験、講義内でのディスカッションへの積極的参加も、成績評価対象とする。以上



【事前準備学習】

下記を必須とする。
①『日本経済新聞』を毎日読了しよう。
②指定テキストの内容を事前に学習しよう。
③主要ビジネス誌『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』『週刊エコノミスト』『日経ビジネス』などを通読しよう。
以上




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『変化の経営学』 林淳一 白桃書房 2015
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書『なぜあの経営者はすごいのか : 数字で読み解くトップの手腕』 山根節著 ダイヤモンド社 2016.6

評価方法

毎週提出のレポート評価50%(毎週提出、A4サイズ指定用紙、手書き)、講義内の小テスト・定期試験50%(論述式)によって、総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1組織とは何か(テイラーの科学的管理、フォードの大量生産理論)
2生産管理(トヨタ生産方式とセル生産方式、日立と東芝)
3組織構造とモチベーション(バーナード、サイモン、マズロー)
4組織と起業(どのように会社をつくる?米スターバックス)
5組織とコーチング(日産、キヤノン、アイリスオーヤマ)
6IT業界の覇者の組織(アマゾンのジェフ・ベゾズ、アップルのスティーブ・ジョブズ)
7組織と経営理念(サウスウエスト航空の成功、日本の長寿企業)
8賃金管理と成果主義(富士通の失敗、日米企業の賃金)
9組織と市場(大塚製薬、テレビCMの作り方)
10組織と消費者(ヒット商品の事例、アップルとギャラクシー)
11商品開発の手順(ユニクロの「ヒートテック」、味の素のアミノ酸)
12多角化経営と企業買収(M&A、英ボーダフォン、サントリー)
13経営分析の基礎(損益分岐点と利益、メガバンクとコンビニ銀行)
14組織と経営情報(クラウドとIOT、O2Oとゲーミフィケーション、コマツとウォルマート)
15組織と情報社会(セブンイレブンのPOS、セブン銀行、アスクル)
16定期試験期間