名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限経営戦略論春A名古屋 22林 淳一CS2308

【授業情報】

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講義概要

 経営戦略論の基礎知識の習得を本講義の目的とする。講義では、具体的な事例(グーグル、マイクロソフト、アップル、サムソン、フェイスブック、アスクル、アサヒビール、タカラトミー、ソニー、セブンイレブン、FEDEX、アスクル、ZARA、しまむら、アリアケ・ジャパン、シャトレーゼ、カルビー、GE、ハーレー・ダビッドソン、LCC航空各社、LINE、ポルシェ、LVMH、リシュモン、ケリング、格安スマホ各社など)を多く紹介しながら、「組織・戦略・経営者」を考える。本講義の学習到達目標は、経営戦略論の理論性と実践性の理解、企業の実態を『日本経済新聞』『日経MJ』、『日経産業新聞』、さらに毎週出版される主要ビジネス誌『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』『週刊エコノミスト』『日経ビジネス』などを用いて理解できる水準に到達することであるなお、詳細は初回講義にてガイダンスを行う。
 本講義の評価方法は、以下をもって総合的に評価する。
①講義内での発表(受講生一人当たり10分間、全員必須)、
②講義内容への発言・ディスカッションへの参加姿勢、
③毎週提出の企業レポート(指定用紙、1ページ以上、手書き、毎週提出必須)、
④小テスト(講義内容の確認小テスト(30分間)を4回行う)、
⑤自筆のノートチェック、以上。




【学習到達目標】

上記の①-⑤を必達とする。なお、経営戦略論の入門としてわかりやすく経営戦略全般について講義する。基礎概念をしっかり身につけその後の専門科目の学習に生かせるようになること、具体的な現実の事象(ケーススタディ)を基にしてそこから経営戦略論の基礎理論(環境要因分析、5フォース・モデル、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント、SWOT分析、3C分析、コア・コンピタンス、多角化戦略、M&A、戦略的アライアンスなど)に整理して理解出来るようにすることを学習達成目標とする。



履修上の注意

受講生は、毎週、「企業レポート(A4サイズ指定用紙、手書き)」を提出しなければならない。試験の持込可能物件は「指定テキストと手書きノートのみ」とする。試験時に、受講生の手書きノートをチェックする。ノートチェックは加点対象とする。なお、半期で欠席3回をこえる者(レポート未提出回数3回をこえる者)は定期試験の受験資格を失う。さらに、毎日の『日本経済新聞』を講義前に熟読しよう。毎週出版される主要ビジネス誌『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』『週刊エコノミスト』『日経ビジネス』などを通読しよう。以上



【事前準備学習】

下記を必須とする。
①『日本経済新聞』を毎日読了しよう。
②指定テキストの内容を事前に学習しよう。
③主要ビジネス誌『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』『週刊エコノミスト』『日経ビジネス』などを通読しよう。
以上




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『変化の経営学』 林淳一 白桃書房 2015
参考書『日本経済新聞』 日本経済新聞社
『週刊ダイヤモンド』 ダイヤモンド社
『週刊東洋経済』 東洋経済新報社
『日経ビジネス』 日経BP社
指定図書『経営戦略の思考法 : 時間展開・相互作用・ダイナミクス』 沼上幹著 日本経済新聞出版社 2009.10
『ストーリーとしての競争戦略 : 優れた戦略の条件』 楠木建著 東洋経済新報社 2010.5
『ダイナミック競争戦略論・入門 : ポーター理論の7つの謎を解いて学ぶ』 河合忠彦著 有斐閣 2012.4
『なぜ、あの会社は儲かるのか? : ビジネスモデル編 ビジネスモデル編』 山田英夫著 日本経済新聞出版社 2012.7
『競争戦略論 第2版』 青島矢一, 加藤俊彦著 東洋経済新報社 2012.9
『経営戦略全史』 三谷宏治著 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2013.4
『経営戦略2級 第2版』 中央職業能力開発協会編 中央職業能力開発協会 2016.4

評価方法

講義内の小テスト・定期試験50%(論述式)、毎週の課題レポート評価50%(毎週提出、A4サイズ指定用紙、手書き)とする。




【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1経営学における経営戦略論(ガイダンス)
2戦略の定義(理論と実践 アップルとサムソンの戦略の相違)
3戦略内容論と戦略プロセス論(アップル、マイクロソフト、グーグル)
4PPMとその応用(イーストマンコダックの破綻、富士フイルムの成長)
5競争要因分析(ファイブフォース・モデル、旅行代理店業界)
63つの基本戦略(インドスズキとライフネット生命の事例)
7変化のきっかけ(セブンイレブン、FEDEX、アスクル、ZARA、しまむら)
8戦略に関わる意思決定プロセス(フェイスブック、シャトレーゼの事例)
9戦略計画とそれを拒むもの(カルビー、GE、ハーレー・ダビッドソン)
10戦略形成モデル(経営者の役割、松下幸之助の事例、タカラトミー)
11戦略変化論(変化の理論 ヤマト運輸の新市場創造と社内の反対)
12アサヒビールの急成長と米コカ・コーラの失敗(市場調査は万能ではない)
13ビジネスモデル(ジレットモデル、フリーミアム、LCC、LINEの成長)
14ブランドの意義(ポルシェ、LVMH、リシュモン、ケリング)
15ファストファッション業界の事例(ZARA、ユニクロ、しまむら)
16定期試験期間