【講義概要】
最初に日本社会の変化と職業の大きな変革について述べ,近年の職業環境について紹介する。
次に職業指導に焦点を当て,理論的側面も説明する。さらに,高校を中心にキャリア開発について就職者の職業指導を中心に述べる。そして,今後 ますます重要視されるどのようにキャリア開発の活動を行うか,その実務と実践について先行的取組みについても述べたい。また,職業指導時に生じる現実的課題についても具体的に示したい。最後に欧米 のキャリア開発の状況について述べる。
【学習到達目標】
最初に日本社会の変化と職業の大きな変革について述べ,近年の職業環境について紹介する。
高校における職業指導の現状を理解する。さらに,高校を中心にキャリア開発と職業指導の関係を理解する。職業指導とキャリア開発の実務を理解し実践できるスキルを修得する。教科書・追加資料などを用いた双方向型の学習形式を取り入れて、職業指導とキャリア開発の実務を理解し実践できる実践スキルを修得する。
【履修上の注意】
教職関連科目との位置づけです。予習やレポートや発表やフリーディスカッションを前提に授業を進め、課題や受講状況を厳密に成績に反映します。毎週休まずに受講してください。授業でわかりにくかったことは次週までに復習しておかないとさらにわからなくなります。それらを経験すればまだ経験していない職業指導のイメージを獲得し、必要なスキルの習得に役立つでしょう。授業中に頻繁に学習内容確認を行ないます。以上のような授業を実施します。
【事前準備学習】
毎週予習課題を出します。予習してきたことを前提に授業を報告・発表・討論形式で進めます。授業でわかりにくかったことはその時間に解決する、または次週までに復習しておいてください。課題のレポートも頻繁に書いてもらうことになります。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『キャリア開発と職業指導』 伊藤一雄、佐藤史人、堀内達夫 法律文化社 2011 予習に必要な資料を十分に配布します。 |
参考書 | 参考書は授業で紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点(職業指導に関する知識確認テスト、予習課題、課題レポート、プレゼンテーション、ロールプレイリングなど)と必要に応じて定期試験の成績
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 職業の語義 | |
2 | 産業社会の変化と職業 | |
3 | 職業指導とは | |
4 | 職業指導の指導領域 | |
5 | 職業指導と教育学 | |
6 | 職業情報と職業指導 | |
7 | 職業相談 | |
8 | 知能と職業適性 | |
9 | 性格と職業適性 | |
10 | 適性検査 | |
11 | 職業指導とキャリア開発 | |
12 | 高校におけるキャリア開発 | |
13 | 大学におけるキャリア開発 | |
14 | 高校におけるキャリア開発支援 | |
15 | 雇用に対する権利と義務 | |
16 | 定期試験 | |