【講義概要】
仮説、立証、考察に至るまでの理学療法に関わる研究の過程を経験し、論理的な思考を少しでも身につける。
【学習到達目標】
自ら見出した疑問を、自ら解決する方法を理解し、実践することができる。
1)研究計画を立案できる。
2)研究データの収集を適切な方法で実践できる。
3)得られたデータを適切に処理し、比較・検討ができる
【履修上の注意】
各自1つのテーマを持って、研究過程を一通り経験してもらう。テーマによってはグループ単位で動くこともあり得る。
4年次の卒業研究に繋げるため、テーマ毎に3年次終了時の到達目標を設定して臨む。
週1回以上のゼミ会議で実験等の進捗状況を確認し合い、ディスカッションしながら進める。この会議は学生主体で運営し、コンパクトに報告・相談ができるようにまとめて臨む。
テーマは伊東がまかなえる範囲(動物実験を用いた筋の基礎研究;伊東のメイン研究~筋の体表解剖学~一般的な理学療法学)で自由。相談して決定する。
研究過程をこなすだけでなく、報連相など社会人として能力を重要視する。なお、自ら機会を得ていく人物像を目標としているため、連絡等がない場合でも教員側から手を差し伸べることはしない。
【事前準備学習】
特に理学療法領域における自らの疑問点を抽出しておく。それに対して自分なりに深く掘り下げておくとなおよい。
理学療法学研究法演習Ⅰの内容を整理し、次年度の卒業研究につなげられるようまとめておく。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | テーマにより別途紹介する。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
実験は長期休暇等に集中して行うことがあります。
一つのテーマに向かって集中して取り組める方は誰でもウェルカムです。主体性なく他人任せな方はご遠慮します。
実験、研究対象がヒトにしろ、動物にしろ、生命を扱うことになります。責任感を持てない人、対象者や動物を第1に扱えず、自分の都合を優先してしまう人は受け入れられません。
提案されたストーリーやテーマの面白さ、意気込み等を面談から判断して選考します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 実験・測定手技の検索 | |
2 | 実験・測定に必要な環境・機器・備品の準備 | |
3 | 対象の確保と実験的介入(試行) | |
4 | データ測定(試行) | |
5 | 実験的介入(第1~10の対象) | |
6 | データ測定(第1~10の対象) | |
7 | 実験的介入(第11~20の対象) | |
8 | データ測定(第11~20の対象) | |
9 | 実験的介入(第21~30の対象) | |
10 | データ測定(第21~30の対象) | |
11 | 実験的介入(第31~40の対象) | |
12 | データ測定(第31~40の対象) | |
13 | 実験的介入(第41~50の対象) | |
14 | データ測定(第41~50の対象) | |
15 | データの集約と整理、統計処理 | |
16 | プログレスレポートおよび次年度取り組むべき点の抽出 | |