【講義概要】
この科目は、ある程度は社会学の知識をもっている学生を想定して、コミュニケーション論についてのより詳細な知識を得ることを目的としている。
流言論をメインにして、マス・コミュニケーション論、社会心理学、情報社会論まで幅を広げて解説する。
【学習到達目標】
・流言についての研究者の名前をあげることができる。
・五つ以上のコミュニケーション論の用語を知っている。
・現代社会に生起する諸現象をコミュニケーション論的観点から論じることができる。
【履修上の注意】
・テキストに沿って話しますので、必ず持参すること。
・飲み物の持ち込みは可。食べ物は不可。
・特別な事情がないかぎり、帽子をかぶって聴講することはできません。
・携帯電話は鳴らないようにして、カバンなどにしまっておくこと。鳴らした場合は、退場を命じます。
・録音、写真・動画の撮影は禁止。
・質問は大歓迎します。
【事前準備学習】
テキストを事前に読んでおくこと。読み方や意味の分からない言葉は、事前に調べておくことが望ましい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『流言の社会学』 早川洋行 青弓社 2002 紙媒体の新本は手に入りにくいと思います。電子書籍(紀伊国屋)または古本で購入してください。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
レポートを基本として、受講態度を加味する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 流言とは何か | |
3 | 水平的伝播と垂直的伝播 | |
4 | 解釈と解決 | |
5 | 流言の伝播 | |
6 | 不安という心理 | |
7 | 飽きという心理 | |
8 | 構造機能主義 | |
9 | 大都市の精神生活 | |
10 | こどもというメディア | |
11 | 情報とは何か | |
12 | パーソナルとマス | |
13 | 情報社会 | |
14 | タイ米ネズミ混入流言 | |
15 | O-157流言 | |
16 | 定期試験 | |