名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限現代社会調査秋A名古屋 22玉川 貴子GD2350

【授業情報】

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講義概要

参与観察、インタビューなどの質的調査について紹介しながら、社会学的な問いをたて、質的調査データをどう分析するかなどについて講義する。
本講義は、基本的に座学講義である。したがって、学外などに調査に出かけることはないが、フィールドに出るための知識を身につけてもらいたい。

なお、本講義は、【社会調査士認定・F科目】である。



【学習到達目標】

多様な質的調査データを分析するうえで、必要な知識や視点を身につけ、質的な社会調査法を身につけることを目指す。



履修上の注意

社会調査士資格取得を目指す人のみ受講すること。
また、パソコンを持参してもらうこともある。



【事前準備学習】

社会学の専門用語が出てくるので、社会学事典などで調べること。
参考書を読むこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『フィールドワークの技法』 佐藤郁哉 新曜社 2002
『質的研究入門』 ウヴェ・フリック(小田博志訳) 春秋社 2011
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

講義内での小レポート(30点)、期末試験(70点)



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1社会調査について
2調査対象:問いをたてる
3質的調査データを集める:基礎資料の収集から調査対象へのアクセス、データのとり方
4質的データ分析について:グラウンデッドセオリーアプローチ、エスノメソドロジー、テキスト分析
5フィールドワークについて:フィールドワークによって集められるデータの種類、技法
6参与観察とエスノグラフィー
7参与観察をするうえでの留意:フィールドノート作成上の注意
8インタビューについて:構造化されたインタビューと半構造化インタビュー、非構造化インタビュー
9インタビューの記述と技法:トランスクリプトとコーディング
10ライフヒストリーについて
11ライフヒストリーの分析
12会話分析
13ドキュメント分析
14内容分析
15まとめ
16定期試験(質的データ分析に関する理解度、語句の説明、論述)