名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限応用スペイン語2秋A名古屋 12渡辺 有美WY2322

【授業情報】

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講義概要

この科目は、2年次のスペイン語科目、応用スペイン語2です。

スペイン語は、世界の約5億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話されている国際語です。また日本には、約6万人の中南米出身者が住んでいます。ここ東海地方には、多くのスペイン語圏出身者の集住地域があることから、教育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心は高まっており、スペイン語を生かせる場は、今後益々広がっていくと考えられています。

この授業では、応用スペイン語1に引き続き、基本的文法事項について習得していることを前提として、さらに高度なスペイン語の知識と運用能力を養成します。現実のスペイン語圏などをモデルとした教材を使用して、基本的なコミュニケーション力を身に付けます。時事スペイン語と組みになって、2年次終了時にスペイン語検定試験4級の実力をつけることを目標とし、これまで学んだ基礎知識をさらに定着させます。 併せてスペイン語圏への理解を深めるために、スペイン語世界の文化、社会、歴史など背景知識についても学び、文献や音源、映像資料などを利用し、知的関心と異文化受容の態度を育みます。

授業ではグループワークを積極的に行います。それは、会話実践力を高めるためであると同時に、あらゆるタイプの受講生
との共同作業を通して、人間的交流を円滑に行える力、自己理解力、他者理解力を涵養するためです。なおこの授業では、
グループワークの成果を人前で発表するということも行います(評価対象となる)。

スペイン語学習を通して、学生には、国際的視野を広げ、幅広い分野に生かせるような中身のあるコミュニケーション能力を
身に付けてもらいたいと思います。



【学習到達目標】

・スペイン語のさらに高度な文法知識と会話力を習得すること。

・口頭表現力と聴解力を鍛え、自分の考えをスペイン語で表現する力を身につけ、異文化を背景とする人々と適切な意思疎
通ができるようになること。

・スペイン語圏の多彩な文化への理解を深め、スペイン語学習への意欲を維持すること。

・グループワークを通して、人間的交流を円滑に行える力、自己理解力、他者理解力を涵養すること。

・授業におけるすべての活動を通して国際感覚を身につけること。



履修上の注意

・プリントを適宜配布するので、ファイルを用意するなどして保管し、毎回の授業時に持参すること。

・授業時は辞書・辞典を忘れずに持参すること。

・遅刻・欠席をしないこと。なお授業開始後20分以降は欠席扱いとする。

・グループワークがはじまったら極力欠席しないこと。

・わからない点はそのままにしないで適宜質問すること。

・限られた時間でも効果がでるように、発音・会話練習は大きな声でしっかり行うこと。

・グループワークでは、メンバーとよく連携して作業を進め本番(試験・プレゼンテーション)に臨むこと。

・授業内における受講のルールを守ること。



【事前準備学習】

・授業で学んだ内容について、アウトプット(特に口を使った練習)をしておくこと。

・指示された課題には忘れずに取り組むこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『24 lecciones de español スペイン語24課』 山村ひろみ 白水社 2016年
参考書『プログレッシブスペイン語辞典〈第2版〉カレッジエディション』 鼓直他 小学館 2016
『ポケットプログレッシブ西和・和西辞典』 高垣 敏博、 大森 洋子 小学館 2003
・ここで紹介した辞典は、紙媒体の辞典である。もちろん電子辞書でもよい。どちらかは用意すること。 ・その他、必要に応じて授業時に適宜紹介する。
指定図書『スペイン語検定対策5級・6級問題集』 青砥清一編著 白水社 2010.3
『スペインの家庭料理』 日本スペイン協会 c2007
『スペイン語技能検定試験問題集9』 日本スペイン協会編 日本スペイン協会 2008.12

評価方法

・筆記試験、口頭試験 80%

・平常点 20% 
(授業態度、意欲・関心度、課題提出状況など。私語、携帯の使用、帽子の着用、居眠りなどは減点対象となる。)



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1履修に関するガイダンス・オリエンテーション(秋期)、春期の復習、Lección 14 直説法点過去形
2Lección 15 直説法線過去形
3Lección 15.16 直説法未来形
4Lección 16.17 直説法過去未来形
5Lección 15、16、17の復習と確認
6Lección 18 過去分詞、受け身文、現在完了形
7Lección 18.19  過去完了形、その他の完了形
8Lección 18.19の復習と確認
9Lección 20 接続法現在形
10Lección 20 .21 名詞中の接続法、関係詞、現在分詞、形容詞節中の接続法
11Lección 21 .22 副詞節中の接続法、単文中の接続法、命令形、
12Lección 20、21、22の復習と確認
13Lección 23 接続法過去形
14Lección 24 直説法および接続法のsi条件文、感嘆文
15プレゼンテーション及び今期の学習の反省、春季休暇中の学習に関するガイダンス
16定期試験期間