【講義概要】
夏季休暇中に、本学瀬戸キャンパスの合宿所「友愛」に3泊4日の日程で宿泊しながら、実地研修および座学を行う。実地研修では、瀬戸市の産業、文化、史跡、地域生活などを見学するとともに、地域活動に自ら参与する体験学習を行う。実地研修の前後には、合宿所内の研修室や講義室において、瀬戸市の歴史や文化について学び、また実地研修で得られたデータを整理する方法を学び、最後に成果をまとめる。
【学習到達目標】
瀬戸市に暮らす人々のなかに分け入って交流し、その活動に参与することを通して、フィールドワークの基本的な作法および技法を身につける。また、フィールドを歩きながら自らのテーマをみつけ、データを記録し、まとめる方法を身につける。
【履修上の注意】
春学期中にオリエンテーションを行うので、必ず出席すること。日程についてはCCSで連絡する。
本科目を履修する場合は、フィールドに自ら主体的に関わろうとする積極的な姿勢が必須である。また合宿所での集団生活となるため、最低限の協調性も必要である。
【事前準備学習】
大学瀬戸キャンパスの図書館には瀬戸市に関連した図書が多数所蔵されており、取り寄せて借りることができる。フィールドワークの前までに、瀬戸市の歴史、文化、民俗に関する基本的な知識を把握しておくことが望まれる。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 指定しない。 |
参考書 | 指定しない。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点、およびフィールドワークの成果をまとめたレポートにより評価を行う。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション:フィールドワークとは何か | |
2 | 瀬戸市の歴史・文化・民俗 | |
3 | 瀬戸市のまちづくりと市民活動 | |
4 | 陶芸実習 | |
5 | フィールドワーク:パルティせと・商店街 | |
6 | フィールドワーク:学生活動が創ったもの・残したもの | |
7 | フィールドワーク:瀬戸市新世紀工芸館 | |
8 | フィールドワーク:瀬戸蔵ミュージアム | |
9 | フィールドワーク:瀬戸染付工芸館 | |
10 | フィールドワーク:窯垣の小道と窯垣の小道資料館 | |
11 | フィールドワーク:造形作家・陶芸家の活動 | |
12 | フィールドワーク:伝統工芸としての陶芸と量産品の世界 | |
13 | フィールドワークを振り返って:フィールドワークの仕組みを考え直す | |
14 | フィールドデータの整理 | |
15 | フィールドワークの成果のまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |